トマトの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいトマトのサイン

トマトの保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいいトマトのサイン

トマトは、スープや炒め物、カットして生でそのまま食べるなど、様々な食べ方ができる野菜です。スーパーで買いすぎたり食べきれない場合は、野菜室で保管するのが一般的ですが、冷凍なら鮮度を保ったまま長期間保存できます。そこで今回は、トマトを美味しく長期間保存する方法を詳しく解説します。急いで消費すべきトマトの特徴も紹介するので、合わせてチェックしてみてください。

トマトの保存期間の目安は1週間

トマトを常温保存した場合の目安は5日〜1週間と言われています。ただし、常温保存するには、涼しくて14°以下の場所で完熟している状態でなければいけません。そのため、夏や気温が高い部屋で常温保存するのはできるだけ避けて、すぐに冷蔵庫へしまいましょう。

冷蔵保存した場合は10日ほど保存できます。ただし、長期間保存するにはいくつかポイントがあるので、「冷凍保存の目安とコツ」をチェックしてみてください。

トマトの美味しさを日持ちさせるには?

ここでは、トマトの美味しさを日持ちさせる方法について解説します。

青っぽいトマトは常温で追熟させる

青っぽいトマトは完熟しておらず、そのままでは食べられません。そのため、保存する前に追熟を行いましょう。常温で15°以上あれば、そのまま置いておき、皮が赤く変色するまで待ちます。

また、トマトをできるだけ早く完熟させたいなら、りんごを使うのがおすすめです。ポリ袋にりんご1つとトマトを入れて軽く結んでおくと、りんごが放出する「エチレンガス」によって成熟が早まります。

冷蔵庫ではなく、野菜室に入れる

トマトは、温度が低い場所に入れておくと、味や食感に異常がでます。そのため、温度が低い冷蔵庫ではなく、野菜室で保管しましょう。

また、トマトを長期保存するなら冷凍もできますが、保存方法を間違えると味が悪くなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

ヘタを下にして保存する

トマトは、水分が多く、ヘタの部分から下にかけて重さがあるのが特徴です。そのため、実の部分を下にして保存すると、傷んだり実が崩れてしまう可能性があります。

下手の部分を下にして並べると、実が崩れずに長期間保存できます。この時、トマト同士が重ならないように注意しましょう。

冷蔵保存の目安とコツ

冷蔵保存の目安は、10日程度です。先ほど記事内でも紹介した通り、トマトは温度が低い場所で保存すると味や食感に異常が出てしまうので、野菜室にしまいましょう。

冷蔵保存の方法

  1. :新聞紙かキッチンペーパーでトマトを一つずつ包み、へたを下にして保存する
  2. :野菜室に入れる
  • ※乾燥しないように注意する
  • ※新聞紙やキッチンペーパーではなく、ポリ袋を使ってもOK

冷凍保存の目安とコツ

トマトを冷凍保存すると1ヶ月ほど保存が可能です。凍った状態のまま水の中に入れると皮を簡単にむけます。また、あらかじめトマトをカットしておけば、料理にそのまま使えるのも魅力です。

冷凍保存の方法

▼丸ごと冷凍

  1. :トマトを水で洗う
  2. :空気が入らないように注意しながらジプロックに入れる
  3. :冷凍庫に入れる

▼カットして冷凍

  1. :トマトを水で洗う
  2. :ヘタの部分をカットする
  3. :皮付きのままざくぎりにする
  4. :トマトが重ならないようにジプロックに入れる

剥いた/カットしたトマトの日持ちは?

半分にカットしたトマトは1週間程度、くし切りにしたものは、3日程度で食べ切るのが理想です。ただし、トマトを一度カットしたものは、実の部分が剥き出しになっているので、ラップでくるんで乾燥しないようにしましょう。また、鮮度が落ちるので、できるだけ早く消費するように心がけてください。

こんなトマトは早めに食べる or 大量消費レシピを活用!

ここでは、早めに消費すべきトマトの特徴と大量消費できるレシピを解説します。

皮がシワシワしている

トマトがシワシワしているのは、水分が抜けているサインです。この状態は腐っているわけではないので、問題なく食べられます。ただし、形が崩れてブヨブヨしているトマトは、中身が腐っている可能性があります。嫌な匂いがあるかもチェックして、食べずに処分してください。

中身が緑色をしている

中身が緑色のものは、完熟していないトマトです。皮の表面が緑色のものが多いですが、包丁で切った時に断面が緑色の場合もあります。赤色の部分に比べて甘みが少ないことがありますが、食べても問題ありません。色や味が気になるなら該当部分をカットすると良いでしょう。

ただし、トマトの皮が全体的に緑色の場合は、完熟しておらず、食べられない状態です。この状態のトマトは必ず追熟してから食べるようにしてください。

ヘタが取れた

へたが取れている状態でも問題なく食べられます。冷蔵保存していたり、水で洗った時に取れてしまうケースがありますが、食べられないという状態ではありません。また、へたの部分が変色してしまうこともありますが、食べてもOKです。

大量消費レシピを活用しよう

ここでは、トマトを大量消費できるレシピを3つ紹介します。

ミネストローネ

▼材料

  • トマト 1個
  • キャベツ 100g
  • ジャガイモ 1個
  • にんじん 1個
  • 玉ねぎ 半分
  • ベーコン 適量
  • みじんぎりのにんにく 小さじ1 
  • コンソメキューブ 2つ
  • ブラックペッパー 適量
  • 水 400ml
  • トマト缶 1つ

▼レシピ

  1. :トマトやキャベツ、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎを食べやすいサイズに切る
  2. :ベーコンを細切りにする
  3. :鍋にカットした野菜とベーコン、オリーブオイル、にんにくを入れて炒める
  4. :水とコンソメキューブを入れて中火で煮る
  5. :鍋にトマト缶の中身を入れて煮込む

トマトソース

▼材料

  • トマト 2〜3つ
  • ニンニク 半分
  • 玉ねぎ 1/4個
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 塩胡椒 適量

▼レシピ

  1. 1:トマトのへたをカットしてざく切りにする
  2. 2:ニンニクと玉ねぎにみじん切りにする
  3. 3:フライパンにオリーブオイルとみじんぎりにしたニンニクと玉ねぎを入れて加熱する
  4. 4:トマトと塩胡椒を加えて柔らかくなるまで煮込む

カプレーゼ

▼材料

  • トマト 1個
  • モッツァレラチーズ 適量
  • オリーブオイル 適量
  • バジル 適量
  • ブラックペッパー 適量

▼レシピ

  1. :トマトを半月切りにする
  2. :モッツァレラチーズを半分に切る
  3. :皿に盛り付けたらバジルとオリーブオイル、ブラックペッパーをかける

まとめ

今回は、トマトの保存方法について解説しました。野菜室で冷蔵保存した場合は、1週間程度、冷凍した場合は約1ヶ月ほど保存できます。ただし、保存方法を間違えると味や食感が落ちてしまうので、注意しましょう。記事を参考にトマトを美味しく保存してみてください。

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