洋梨の保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいい洋梨のサイン

洋梨の保存方法は常温?日持ちさせるコツやすぐ食べた方がいい洋梨のサイン

洋梨は、収穫後に完熟させる「追熟」の過程を経る必要がある果物です。保存方法一つで追熟期間も変わってきますが、最も知りたいのは美味しく完熟した洋梨をいかに日持ちさせるかですよね。 今回は、洋梨の美味しさを少しでも長くキープするための保存方法についてご紹介します。冷蔵や冷凍のコツ、保存期間もあわせて解説しているので、ぜひチェックしてくださいね!

洋梨の保存期間の目安は完熟前か完熟後かで異なる

洋梨は、収穫してから一定期間置いて完熟させる「追熟」が必要な果物。そのため洋梨の保存期間は、完熟前か完熟後かで異なります。

完熟した洋梨は冷蔵保存で3〜4日、完熟前の洋梨は状態にもよりますが常温で1〜3日美味しさを保てます。

完熟した洋梨はあまり日持ちしませんが、完熟前の洋梨なら保管場所の温度によって日持ち期間を延ばすことも可能です。上手に保存して洋梨の美味しさを長く保ちたいものですね。洋梨を日持ちさせる方法については、この後詳しく解説します。

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洋梨の美味しさを日持ちさせるには?

完熟前の洋梨と完熟後の洋梨で保存方法に大きな違いはありませんが、それぞれのポイントについて見ていきましょう。

ポイント①(追熟を遅くする)完熟前の洋梨の場合

完熟前の洋梨なら、追熟を遅らせることで保存期間を延ばせます。新聞紙やペーパータオルなどでくるみ、さらにビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室など冷暗所で保存しましょう。洋梨の状態にもよりますが3〜4週間ほど日持ちさせることも可能です。

ちなみに早く完熟させたい場合は、常温に置いておくと良いでしょう。ただし高温多湿は避けるべきです。夏場など室温が30℃を超えるような場所では、傷んでしまったり追熟に失敗したりすることもあります。

暑い時期に洋梨を追熟させる場合は、冷房の効いた部屋などで保管すると良いでしょう。

ポイント②(乾燥に注意する)完熟後の洋梨の場合

完熟後の洋梨を日持ちさせるには冷蔵保存しましょう。常温に置いておくと熟成が進み、食べ頃を逃してしまう可能性があります。また、乾燥を防ぐことも大きなポイント。水分が蒸発してしまうと、みずみずしさや風味が失われてしまいます。

水分の蒸発を防ぐためには、新聞紙などでくるんでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。このように保存することで、美味しさを保ったまま3〜4日保存可能です。

冷凍保存!の目安とコツ

洋梨は丸ごと冷凍保存することも可能です。皮付きのままの丸ごとの洋梨をキッチンペーパーなどでくるみ、冷凍用保存袋に入れ冷凍庫に入れるだけと、とても簡単!

この方法なら1〜2ヶ月程度保存できます。水につけて解凍すると皮が剥きやすくなりますよ。

剥いた/カットした洋梨の日持ちは?

半分にしたり皮を剥いて一口大にカットしたりした洋梨は、通常ラップをかけるなどして冷蔵庫で保存します。しかし時間の経過とともに味は落ちていくため、なるべく早めに食べ切るのがおすすめ。遅くても翌日中には食べ切ってしまいましょう。

実はこのようにカット済みの洋梨も、冷凍保存が可能です。変色防止のレモン汁をかけたらラップでぴっちりと包み、冷凍用保存袋に空気を抜くようにして入れれば1ヶ月ほど日持ちします。凍ったまま食べたり、冷蔵庫で半解凍の状態にしてから食べたりしても美味しいですよ。

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こんな洋梨は早めに食べる or 大量消費レシピを活用!

気を付けて保存していても、予想以上に早く傷んでしまうこともあるかもしれません。しかしなるべくならこのような事態は避けたいもの。

ここでは食べ頃を過ぎて傷んでしまった洋梨や、早めに食べたほうが良い洋梨の特徴をご紹介します。

特徴1 (軸周りの皮がシワシワになっている)

洋梨の軸の周りにシワが出てくるのは食べ頃のサイン。他にも品種によっては食べ頃になると、皮に「さび(茶色の斑点)」が出てくるものもあります。一見すると鮮度が良くないもののように見えるかもしれませんが、実はこの状態が食べ頃なんです。香りを嗅いでみると洋梨の良い香りもしてくるでしょう。

自宅にこの状態の洋梨があったら、なるべく早めに食べるようにしてくださいね。

特徴2 (カビが生えている)

洋梨の皮に黒やグレー、白っぽいワタ状のものがついていた場合、これはカビであると考えて間違いありません。「皮を剥けば大丈夫」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、目には見えなくともカビが果肉まで到達していたり、皮を剥く過程で果肉に付着してしまったりする可能性もあるでしょう。

残念ですが、カビが生えた洋梨は食べるのを避けるようにしてくださいね。

特徴3 (ドロドロとして溶けたようになっている)

手に取った洋梨がドロドロして溶けたようになっていた場合、傷んでしまっている可能性があります。

このような状態に加え、酸っぱい臭いや嫌な臭いがしているなら確実に食べないほうが良さそうです。早めに処分しましょう。

大量消費レシピを活用しよう

確実に傷んでいるものは諦めるほかありませんが、一歩手前の洋梨はできるだけ早く消費しましょう。とはいえ一度にたくさんの洋梨を食べるのは難しいですよね。

そんな時は洋梨のアレンジレシピを活用してみてはいかがでしょうか。例えば、料理があまり得意ではない方にもおすすめなのが「洋梨のコンポート」。電子レンジでも簡単に作れます。コンポートにしておけば、お菓子作りに使ったりヨーグルトにトッピングしたりとさまざまな食べ方で楽しめます。

まとめ

今回は、洋梨の上手な保存方法と日持ちについてご紹介しました。洋梨は追熟を早めたい時以外は、基本的に冷蔵保存がおすすめ。みずみずしさを保ち、美味しさをキープするには新聞紙などで包んで野菜室で保存しましょう。

保存方法のポイントを押さえて、美味しい洋梨を存分に味わってくださいね!

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