りんごの正しい保存術!新鮮にりんごを長持ちさせる方法から簡単美味しいレシピまでご紹介

りんごの正しい保存術!新鮮にりんごを長持ちさせる方法から簡単美味しいレシピまでご紹介

りんごを購入したけれど、すぐに食べられずにしばらく置いていたら味が落ちてしまったという経験がある人も少なくないはず。シャキッと果汁溢れるりんごを食べたかったのに…とがっかりしてしまいますよね。 そこで今回は、りんごの美味しさを長持ちさせる保存のコツについて紹介します!どうしても食べきれないときに役立つ、りんごの大量消費レシピも合わせて紹介するので、せっかくの美味しいりんごを無駄にしないためにも、ご家庭でぜひご活用ください◎

りんごを長持ちさせる保存方法は?

りんごは、果皮や果肉がしっかりしているため、他の果物に比べると日持ちは長めです。しかし暑い時期や暖房が効いた部屋に常温で置くと、劣化が早まり、味や食感が落ちてしまいます。

では、りんごの美味しさを長持ちさせるためには、どんなことに注意して保存すれば良いのでしょうか。ここでは、りんごを保存する際のコツや注意点について詳しく解説します。

常温

  • 保存期間:約1カ月
  • 保存方法:キッチンペーパーで包む+涼しい場所へ保管

りんごは秋から冬にかけて旬を迎える果物で、寒さに強い性質を持っています。そのため涼しい時期なら、常温で美味しさをキープすることができます◎常温保存する際は直射日光を避け、風通しの良い場所で保存しましょう。

またりんごは乾燥に弱く、冷房や暖房の風に当たるとみずみずしさが損なわれてしまうため、できるだけエアコンから離れた場所に置き、キッチンペーパーで包むなどの対策を施しましょう。

冷蔵

  • 保存期間:約2カ月
  • 保存方法:キッチンペーパーで包む+ポリ袋+野菜室で保管

りんごは冷蔵保存することで、日持ちが2カ月ほどまで伸びます。ただし冷蔵庫本体よりも野菜室の方がりんごの保存に適しており、美味しさをより長くキープすることができます◎

また冷蔵庫の中は湿度が低く乾燥しやすいため、常温保存するとき以上に注意が必要です。りんごを冷蔵保存する際はキッチンペーパーで包み、さらにポリ袋に入れて保管しましょう。こうすることで、りんごが乾燥した空気に触れるリスクをかなりカットできます。

冷凍

  • 保存期間:約1~2カ月
  • 保存方法:ラップで包む+ポリ袋+冷凍庫で保管

りんごは丸ごとでも、カットしても冷凍することができます◎カットしたものなら1カ月、丸ごとなら2カ月程度を目安に消費しましょう。

りんごを冷凍保存する際は、ラップで包み、ポリ袋に入れてできるだけ実が重ならないよう冷凍庫で保管します。食べるときは常温で半解凍し、シャーベットのように味わうのもおすすめです。また冷凍のまま他の果物と一緒にミキサーにかければ、冷たいスムージーとして美味しく味わえますよ。

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カットしたりんごの保存方法や日持ちは?

カットしたりんごは切り口から果肉が劣化しやすく、時間が経つとだんだん変色してみずみずしさも損なわれてしまうため、最大でも1日〜2日程度で食べ切るようにしましょう。

カットしたりんごを保存する際は、しっかりとラップで包み、できるだけ早めに冷蔵庫に入れます。また食塩水に漬けてから保存すれば、変色を防ぐことも可能です◎しばらく食べる予定がないときは、先ほど紹介した方法で冷凍しておくのもおすすめです。

りんごの大量消費に役立つおすすめレシピ

ギフトなどで一度にたくさんのりんごを頂いた際は、どうしても生のまま食べきるのが難しいこともありますよね。そんなときは、りんごの大量消費レシピを使って、美味しくアレンジしましょう!

生のままではあまりたくさん食べられないりんごも、加熱することで柔らかくなり、小さなお子さんや女性でも食べやすくなりますよ◎

りんごの大量消費に役立つおすすめレシピ

変色しないりんごジャム

りんごの保存レシピとして定番の「りんごジャム」。レモン汁を加えることで爽やかな香りがプラスされ、果肉の変色防止にもなりますよ◎

【材料】

  • りんご 2個
  • 砂糖 180g(リンゴの30%)
  • レモン汁 大さじ2

【作り方】

  1. りんごは皮を剥いていちょう切りにします
  2. ボウルに塩水(分量外)を作り、りんごを5分ほどさらします
  3. 鍋に水気を切ったりんご・砂糖・レモン汁を入れ中火にかけます
  4. 沸騰してきたらアクを取り、弱火にして30分煮ます
  5. 粗熱を取り、消毒した瓶に詰めて完成です(冷蔵庫で2~3週間ほど保存できます)
パイシートで簡単アップルパイ

子どもから大人まで人気のりんごスイーツ「アップルパイ」。一見難しそうなイメージですが、冷凍パイシートを使えば誰でも簡単に作れますよ◎

【材料】

■生地

  • 冷凍パイシート2枚(10x17cm)
  • 強力粉適量(打ち粉用)
  • 卵黄1個

■フィリング

  • りんご4個
  • グラニュー糖100g
  • バター40g
  • レモン汁大さじ1

■クレームダマンド

  • Aバター50g
  • Aグラニュー糖50g
  • 卵1個アーモンドプードル50g
  • バニラオイル少々

【作り方】

  1. クレームダマンド用のバターは常温に戻しておきます
  2. りんごは8等分のくし切りにし、600Wの電子レンジで6分加熱します
  3. 鍋にグラニュー糖を加えて加熱し、色づいてきたら火を止めて、バターを加えます
  4. バターが溶けたら、りんごとレモン汁を加え、汁気がなくなるまで中火で煮て、粗熱を取ります
  5. クレームダマンド用のバターとグラニュー糖をクリーム状になるまでゴムベラで練り混ぜます
  6. 卵を加え再び混ぜ、アーモンドプードル、バニラオイルを入れてさらによく混ぜます
  7. まな板や作業台に強力粉で打ち粉をし、冷凍パイシートをタルト型の大きさまで麺棒で伸ばし、型に敷き込みます
  8. クレームダマンドを流し入れて、冷蔵庫で30分寝かせます
  9. もう1枚のパイ生地も打ち粉をした作業台の上で麺棒で伸ばします
  1. パイの上にりんごを置き、伸ばしたパイ生地で包み、表面に包丁で模様を付けたら、卵黄を塗ります
  2. 冷蔵庫で1時間ほど冷やした後、170℃のオーブンで60〜70分焼けば完成です
簡単美味しい丸ごと焼きりんご

生のりんごに飽きたとき試してほしい簡単おやつ「焼きりんご」。素朴な甘みとコクで、心も体も満たされます◎

【材料】

  • りんご 2個
  • 砂糖 20g
  • シナモン 小さじ1/4
  • バター 20g

【作り方】

  1. オーブンを180℃に予熱します
  2. りんごの軸と芯をくり抜きます
  3. 竹串でりんごの内側と皮に穴を開けます
  4. 砂糖とシナモンを混ぜ、バターは3等分に切ります
  5. りんごに砂糖とバターを交互に詰めます
  6. オーブンで35~40分焼いたら完成です

りんごを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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