干し柿の旬は11月!お歳暮シーズンにおすすめ
干し柿の旬は、11月ごろです。干し柿を作るのはおおよそ、3週間から1ヶ月ほどかかるので、柿の旬の9〜10月を迎えた11月に干し柿が市場に出回り始めます。ただし、最近ではハウス栽培も行われているので、シーズンに関係なく干し柿を食べられるようになってきています。
旬の時期で選ぶ!干し柿の代表品種
干し柿には主に「あんぽ柿」「ころ柿」の2つの種類があります。基本的にどちらも旬の時期は11月です。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
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※2024年8月のデータあんぽ柿|旬は11月
あんぽ柿は、オレンジ色の見た目が特徴の干し柿です。柔らかい食感と甘さがあり、水分も多く含まれています。主に「平核無柿(ひらたねなしかき)」や「蜂屋柿(はちやかき)」の品種を使って作られています。焼き菓子にはもちろん、チーズなどしょっぱい食べ物と合わせても美味しく食べられます。
ころ柿|旬は11月
ころ柿は、あんぽ柿に比べて水分が少なく、ねっとりとした食感が特徴の干し柿です。乾燥させる工程で、内の糖分が外に出て、表面に白っぽい粉がついている状態になります。さっぱりとした甘みなので、甘すぎる味が苦手な方にもおすすめです。
旬の時期以外に、干し柿を贈りたい!さてどうする?
旬の時期以外に干し柿を贈りたい場合、おすすめの商品を紹介します。
焼き菓子
干し柿は、小麦粉を使った焼き菓子との相性も抜群です。干し柿単体で食べるのに抵抗がある方でも食べやすいので、子供がいる家庭への贈り物にも最適です。
干し柿とチョコレート
干し柿単体でも甘くて美味しいですが、チョコレートとの相性も抜群です。最近では、干し柿にチョコレートをかけたオランジェットのようなスイーツも販売されています。干し柿の酸味とチョコレートのバランスがやみつきになります。
贈り物として最適な干し柿を選ぶポイント・注意点は?
ここでは、贈り物として干し柿を選ぶ場合のポイントや注意点を解説します。
安全性に配慮する
干し柿は賞味期限も長く、贈り物として配送する場合は特別に注意することはあまりありません。しかし、贈答用として干し柿を送る場合、大袋用と個包装タイプがあるならできるだけ個包装になっているものを選びましょう。
大袋は一度開封してしまうと、早く消費する必要がありますが、個包装タイプなら食べたい分だけ取り出して食べられるので長期間楽しめます。
糖度・等級に着目する
干し柿自体は糖度が非常に高いですが、糖度が高いものを贈りたいなら「祇園坊(ぎおんぼう)」がおすすめです。祇園坊は上品な甘さと香りがあり、とろっとした触感も魅力です。また、サイズが大きめなので食べ応えもあります。祇園坊の旬は10〜11月なので、贈答で選ぶならこのシーズンを狙いましょう。
自分や贈り先に縁のある産地で選ぶ
干し柿は日本全国で作られているので、贈り物として選ぶなら、自分の地元のものや送り主にゆかりのある土地のものを選びましょう。取引先に送るなら会話のタネにもなるので、産地にも注目して選ぶのがおすすめです。
費用相場はだいたい2,000〜4,000円くらい
干し柿は容量によって金額が異なりますが、大体2,000〜4,000円程度です。手軽にかえるものから、高級な贈答用干し柿もあるので送る人に合わせて用意しましょう。
マナー的な話
干し柿は手軽な値段で購入できるものもありますが、上司や目上の方へ送る場合、安すぎる値段のものを送ると失礼にあたります。そのため、かしこまった人へ送る場合は3,000~4,000円程度のものが良いでしょう。
配送のタイミング的な話
お中元やお歳暮として送る場合、下記の日程を参考にしてください。
- お中元:7月1日〜7月15日
- お歳暮:12月1日〜12月20日
ただし、住んでいる地域によってタイミングは異なります。そのため、どの都道府県へ配送するのか調べてから準備しましょう。
まとめ
今回は、干し柿を贈り物として用意する場合、気をつけたいポイントや注意点について解説しました。子供から大人まで楽しめる干し柿ですが、良心的な価格で手軽の楽しめる分、目上の方への贈答品を準備する場合注意が必要です。記事を参考に、美味しい干し柿を選んでみてください。