特徴
「なつおとめ」は果皮の着色は良好で無袋栽培に適し、果肉は白色で肉質はしまり糖度が高く良食味の品種です。果実の形はほぼ球形の扁円で果皮の着色がよく、サイズは230~300gと大きいのが特徴です。なつおとめという名前の由来は、肌の荒れが少なくて乙女のような果実になることからきているそうです。しっかりとした歯応えとコク深い甘さが特徴のなつおとめは、華やかな香りと豊富な果汁を兼ね備えており、”桃らしい”味わいを存分に楽しめます。可愛いネーミングと果肉まで綺麗に染まったピンク色は、贈り物としても大変喜ばれます。
旬の時期
収穫時期は8月上旬頃となっています。
味
また甘味があって酸味は弱く、香りがよくて果汁を豊富に含んだ桃です。
歴史
「なつおとめ」は農研機構が育成して2002年に品種登録された桃で、親の掛け合わせは「あかつき」×「よしひめ」です。
産地
具体的な産地名は明記されていないのですが、東北から九州地方まで幅広い範囲で栽培することが可能となっており、現在では、栃木県、愛知県、新潟県、香川県、福岡県等幅広い地域で栽培されているようです。