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なつっこ

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特徴

「なつっこ」の果実は300~350gほどと大きく、着色が良好で、比較的日持ちがよいのも特徴です。なつっこの親である川中島白桃とあかつきは、どちらも食味の優れた人気品種なので、両者の優れた部分を受け継いでいるといえるでしょう。酸味は控えめで口に入れるとはちみつのような甘さと桃らしい華やかな香りが鼻に抜けていきます。果肉は緻密なのでやや硬めに感じますが、果汁が豊富なので口当たりはなめらかです。えぐみも感じないので子供でも食べやすく、リピート率の高い品種の一つです。

旬の時期

市場に出回るのは8月上旬から下旬頃です。

酸味が少なくて甘味は強め。果肉は緻密で締まりがあり、なめらかな口当たりです。

歴史

なつっこは1987年に長野県果樹試験場(須坂市)において、「川中島白桃」に「あかつき」を交配し、その実生から選抜育成された桃で、1997年に登録申請、2000年に品種登録されています。出願時の名称は「あじわい」でしたが、出願公表時には「麗峰」となりましたが、品種登録は「なつっこ」となっています。

産地

山梨県:230ha(62.7%)
長野県:86ha(23.5%)
新潟県:20.5ha(5.6%)
和歌山県:17.5ha(4.78%)
岐阜県3.2ha(0.87%)

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