美味しいブルーベリーの選び方!甘いブルーベリーの特徴と産地や品種にも注目

美味しいブルーベリーの選び方!甘いブルーベリーの特徴と産地や品種にも注目

青紫色の小さくて可憐なフルーツのブルーベリー。目に良い食べ物の一つとして注目されていますが、生で食べても美味しいですし、ジャムなどの加工品にも利用され馴染みの深いフルーツ。ブルーベリーをあまりスーパーで見かけることはありませんが、特産物販売所や直売所やネット販売などで手に入れることができます。 ブルーベリーを購入するなら美味しいものがいいですよね!今回は、美味しいブルーベリーを見分ける選び方についてご紹介します!

店頭で美味しいブルーベリーを選ぶ方法は?

旬のブルーベリーは美味しいですが、たまにパックの中で潰れているものや、食べてみると美味しくないこともあります。美味しいブルーベリーを選ぶには、果皮にハリがあり、粒が大きくてブルーム(白い粉)が付いているものを選んでください!

粒がふっくらとして果皮に張りがある

果皮に張りがあるブルーベリーは新鮮な証拠です。皮にシワがあったり張りがないものは傷みやすくなります。

粒が大きいもの

品種により粒の大きさは様々ですが、同じ品種の中で比べて大きいものは甘く、小粒は酸っぱいといわれています。

表面にブルーム(白い粉)が付着

果皮の表面にブルーム(白い粉)が付いているものは新鮮な証拠です。ブルームは水分の蒸発や病気を防ぐ働きがある成分で、収穫後時間の経過とともになくなります。ブルームは天然のものなので食べても身体に害はありませんが、気になる場合は水洗いをすればある程度落とすことができます。

軸の付け根まで濃い青紫色をしている

ブルーベリーは成熟するまでは赤紫色で、熟すと濃い青紫色になります。色が濃くなればなるほど甘みが増すので、果実全体が青紫色が濃く鮮やかなものを選びましょう。

美味しいブルーベリーは産地で選ぶのもおすすめ

ブルーベリーの産地は一体どこなのでしょうか?ブルーベリーは寒い地方で栽培されそうなイメージですが、サザンハイブッシュ系であれば東北南部から沖縄で栽培が可能。全国各地で栽培されています。

【1位】東京都

ブルーベリーが日本で初めて栽培されたのは東京都小平市でした。東京農工大学の教授が日本の暖地に適応するブルーベリーの生産開発研究を行ったことに始まりました。

ブルーベリーは酸性の土壌を好む性質があり、関東ローム層に覆われた練馬区はブルーベリー栽培に最適でした。都内のブルーベリー収穫量は多いのですが、出荷が少ないという特徴があります。これは、市場に出荷するより、消費者が近い特徴を活かした観光農園として成功しているためです。

【2位】群馬県

群馬県の北部は標高が高く昼夜の寒暖差が大きいことから、甘くて美味しいブルーベリーが生産されています。群馬県が開発した品種のおおつぶ星とあまつぶ星という品種もあり、おおつぶ星は、その名の通り大粒で果汁が多く、濃厚な食感と爽やかな酸味が味わえます。あまつぶ星も同じく大きな粒で、ほどよい食感と上品な甘さが特徴です。おおつぶ星とあまつぶ星は群馬県の道の駅や農産物直売所などでも人気です。

【3位】茨城県

茨城県内でブルーベリーの栽培が盛んな地域は、つくば市、かすがうら市、小美玉市です。中でもつくば市は東京都小平市、山梨県北朴市と並んで日本三大ブルーベリーの産地として名を馳せています。東京と同様に摘み取り農園が多くなります。旬は6月から9月まで。茨城の中でも特に生産が盛んな地域はつくば市。日本三大ブルーベリーの産地の1つとしても数えられています。小美玉市のブランドブルーベリー「アイの玉」もあります。

【4位】岩手県

岩手県内でブルーベリーの栽培が盛んな地域は一関市・岩手町・盛岡市・遠野市などの丘陵地で栽培されています。栽培されている主な品種は、岩手県の冷涼な気候に最適なハイブッシュ系の品種です。出荷は7月から8月にピークを迎えます。岩手県の夏は温暖で昼夜の寒暖差が大きく、降水量が少ない場所。500円玉ほどの大きさがあるチャンドラーという品種から厳選したブランド品種「カシオペア・ブルー」は贈答用としても人気です。

人気の 品種 はどれ?おすすめのブルーベリー品種5選

スーパーでも見かける機会が少ないブルーベリー。品種を目の当たりにすることは少ないので、ブルーベリーには様々な品種があることをご存じの人は少ないと思います。ブルーベリーは大きく分けて「ハイブッシュ系・ラビットアイ系・サザンハイブッシュ系」、この3つの系統に分類されています。

品種①エリザベス

エリザベスはノーザンハイブッシュ系です。収穫時期は6月中旬から7月上旬頃です。大粒の果実で甘い香りが特徴。甘みと酸味のバランスがよく、風味はブルーベリーの中でも最上級です。

品種②チャンドラー

チャンドラーはノーザンハイブッシュ系。収穫時期は6月下旬から7月上旬頃。さっぱりとした酸味がある品種です。ブルーベリーは小粒の印象が強いですが、スパルタンは世界最大級の500円玉サイズです。巨峰より大きなサイズ感は、食べ応えがあります。収穫量が少ないため希少価値が高い品種です。

品種③アーリーブルー

アーリーブルーはノーザンハイブッシュ系。収穫時期は6月上旬から6月下旬頃。クラシカルな品種で、上質で濃厚な味わいと、ほのかに香気があります。果肉は大きめの中粒で、実の締りも良い。

品種④ラヒ

ラヒはラビットアイ系。収穫時期は7月下旬から8月下旬頃。ブルーベリーの中でも特に甘く、生クリームのような味わいが特徴です。

品種⑤シャープブルー

シャープブルーはサザンハイブッシュ系。6月中旬から7月上旬に旬を迎える早生品種です。果肉は柔らかくてジューシーで中粒サイズ。酸味より甘みが勝ります。

まとめ

観光で産地を訪れたり、ブルーベリー狩り農園や直売所で生のブルーベリーを見かけたら、ぜひ美味しいブルーベリーの選び方を参考にしてお買い求めくださいね!ブルーベリーはクランベリーやラズベリーと同じイメージで、酸っぱいと思っている人もいるかもしれませんが、ベリー系の中では甘くて食べやすいのでおすすめです!

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