りんごの選び方!甘いりんごの選び方からおすすめの品種から美味しいレシピまでご紹介

りんごの選び方!甘いりんごの選び方からおすすめの品種から美味しいレシピまでご紹介

秋になると店頭にズラリと並び、冬の終わり頃まで楽しめる旬のりんご。購入する際は、できるだけ甘くて美味しいものを選びたいですよね◎ そこで今回は、美味しいりんごの選び方について紹介します!すぐに試せる美味しいりんごの見分け方や、美味しいりんごの品種ランキングなど、りんごを選ぶ際に役立つ情報が満載なので、旬のりんごを最大限に堪能したい人はぜひ参考にしてくださいね♪

美味しいりんごの選び方

美味しいりんごを見分けるポイントは主に、色、形、重さにあります。店頭にズラリと並んだりんごの中からより美味しいりんごを選ぶには、これらのポイントに注目し、特徴を慎重に見極めることが大切です◎

りんごの色づきは品種によって異なりますが、全体的に赤くて色ツヤの良いりんごは、味が濃く、甘みもしっかりと感じられる傾向にあります◎「サンふじ」などの品種は、まだらな色づきをしていますが、味わいや糖度に影響はありません。

大きさ・重さ

りんごは、ただ大きいものを選ぶのではなく、手に取ってより重みを感じるものを選びましょう。果肉や果汁が豊富に詰まっているりんごほど、ずっしりと重みがあるので、同じ大きさのりんごを比べて、より重たい方を選べば、ジューシーで美味しいりんごをゲットできるでしょう◎

おしり

おしりの部分が黄色やオレンジ色に着色しているのは、よく熟した甘いりんごの証です。特に蜜入りのりんごが食べたい人は、おしりの色づきや透明感で判断するのがおすすめです◎蜜入りのりんごはおしりの鮮やかな着色に加え、光にかざすとうっすら透き通っています。反対に、おしりの部分が緑色をしているものは未熟な可能性が高いため避けましょう。

りんごは軸から木の栄養を吸収するため、軸がしっかりしていて太いほど、栄養をたっぷりと蓄えた美味しいりんごである可能性が高いです◎またりんごの鮮度は軸に現れやすく、新鮮なものほど軸がピンと伸びています。軸がしおれているものは、鮮度が落ちはじめているため避けた方が良いでしょう。

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美味しいりんごの品種ランキング

りんごには、国産だけで2,000種もの品種があり、それぞれ違った特徴を持っています。今回は、その中でも特に食味が良く、美味しいと評判の品種10選をランキング形式で紹介します!自分の好みに合った、美味しいりんごをぜひ見つけてくださいね◎

1位 ふじ・サンふじ

ふじは、無袋栽培と有袋栽培があり、2つを合わせると国産りんごの約5割を占める日本一生産量の多い品種です。無袋栽培で育ったふじは「サンふじ」として流通しており、有袋栽培より甘みが強くジューシーです。

旬の時期は、サンふじが11月下旬から3月頃で、ふじが4月から7月頃にかけて。サンふじは成熟すると蜜が入りやすく、濃厚な甘みを感じられます。一方、通常のふじは甘みでサンふじに劣るものの、適度な酸味を感じられるさっぱりとした味わいです。

2位 つがる

つがるは、りんごの一大産地である青森県で生まれた品種で、交配にはジョナゴールドと同じ「紅玉」と「ゴールデンデリシャス」が使用されています。つがるは8月頃から収穫できる早生種で、日本ではふじに次いで2番目に多く生産されています。

またふじと同様に有袋栽培と無袋栽培の2種類あり、無袋栽培で育ったつがるは「サンつがる」と呼ばれています。親である紅玉を思わせるしっかりとした酸味を感じられますが、甘みも同等に強く、果肉の甘さやジューシーさを引き立てる役割を果たしています◎

3位 王林

王林は、日本で3番目に生産量の多い、青りんごの代表格といえる品種です。原産地は福島県で、「ゴールデン・デリシャス」と「印度」の交配種であるという説が有力です。現在では原産地である福島県を抑え、青森県や山形県を中心に栽培されています。

果皮は黄色がかった緑色で、果点がはっきりと見えます。王林は全体に蜜が入りやすく、強い甘みとジューシーな食感を楽しめますよ◎香りも強く芳醇で、酸味が強いという青りんごのイメージを覆す、甘い風味が最大の特徴です。

4位 ジョナゴールド

ジョナゴールドは、昭和45年に日本に導入され、現在日本では4番目に多く生産されている品種です。淡くピンクがかった赤色の果皮を持ち、とても美しい外観をしています。果肉は緻密でシャキシャキとした食感があり、非常にジューシーです。

ジョナゴールドの収穫は10月上旬頃からはじまりますが、最も食べ頃の旬は10月下旬から12月頃です。完熟したジョナゴールドは、甘みと酸味のバランスが良く、濃厚な味わいを楽しめます。

5位 シナノゴールド

シナノゴールドは、「ゴールデンデリシャス」と「千秋」の交配によって誕生した黄色いりんごで、誕生地の長野県ではオリジナル品種「リンゴ3兄弟」の1つとされています。保存性が高く、低温化で貯蔵されたものは収穫から2~3カ月後まで出荷されています。

大きさは平均350gとやや大きく、果肉にはしっかりとした硬さがあります。強い甘みの中に程よい酸味も感じられるバランスの取れた味わいが特徴的で、頬張ると濃厚なりんごの風味が口いっぱいに広がります。

6位 千秋

千秋は、元々秋田県で生まれた品種ですが、現在は山形県や青森県を中心に栽培されています。サイズは250g程度とやや小さめですが、果肉が滑らかでパリッとした心地よい食感を楽しめます。

旬の時期は、9月下旬から10月上旬にかけてで、ちょうどりんご全体の最盛期にあたります。店頭で販売されている千秋を手に取ると、果皮にべたつきを感じることがありますが、これは完熟して十分に甘くなっているサインなので、安心して購入しましょう。

7位 北斗

北斗は、「ふじ」と「印度」の交配によって青森県で誕生した品種です。大きいものは400gほどにもなるサイズ感が特徴的で、味わいも甘みと酸味のバランスが良く濃厚です。また完熟すると蜜が入りやすく、蜜入りりんごとしても多く出回っています。

ふしやつがると同様に、無袋栽培が取り入れられており、無袋栽培で育ったものは「サン北斗」と呼ばれています。北斗は香りが非常に良く芳醇で保存性も高いため、購入後は乾燥に注意しつつゆっくりと香りを楽しむのもおすすめです。

8位 トキ

トキは、「王林」と「紅月」の交配によって誕生し、平成16年に品種登録されたばかりの比較的新しい品種です。旬の時期は10月から11月頃で、成熟すると太陽に当たった部分のみうっすらと紅色に染まります。

果肉は非常に緻密で、果汁をたっぷりと含みジューシーです◎また糖度が高く平均14~15度にもなるうえ、酸味はほとんど感じられないため、上品でしっかりとした甘さを存分に楽しめますよ。

9位 秋陽

秋陽は、「陽光」と「千秋」の交配により山形県で誕生したりんごで、山形県では第一号となるりんごのオリジナル品種です。2008年に品種登録されたばかりですが、甘酸っぱく濃厚な味わいとパリッとした心地よい食感で、すでに多くの人気を集めています。
秋陽は熟すと果皮全体が濃い赤色に染まり、より鮮やかでムラなく色づいているものほど美味しいといわれています◎旬の時期は9月下旬から10月上旬頃で、秋に収穫を迎えることから「秋の陽を浴びて育ったりんご」という意味で名付けられています。

10位 陸奥

陸奥は、「ゴールデンデリシャス」と「印度」の交配によって誕生した品種で、昭和24年に品種登録されました。平均サイズ400gほどの大玉で果汁をたっぷりと含み、非常に食べ応えがあります。

また大ぶりなサイズ感に加え、果皮の色味もピンクがかった赤色で美しい外観をしています。よく出回るのは11月から12月頃までとなっており、この時期の陸奥は甘みが強く、程よい酸味も感じられて美味しいですよ◎

美味しいりんごの購入方法

本当に美味しいりんごを選ぶなら、鮮度や品質にもこだわりたいところ。スーパーで販売されているりんごはもちろん美味しいですが、直売所や産地直送の通販サイトを利用すると、より新鮮なものをゲットできますよ◎

日本屈指のりんご産地である山形県西村山地区を管轄する、JAさがえ西村山の公式通販サイトでは、地元で育った美味しいりんごを数多く取り揃えています。サイト内では、時期ごとに旬を迎えた品種が続々と登場するので、お目当てのりんごを逃さずゲットしたい人はぜひチェックしてみてくださいね!

JAさがえ西村山の公式通販サイト!

美味しいりんごのアレンジレシピ

ここからは、美味しいりんごを使ったおすすめアレンジレシピを紹介します。どれも簡単手順でパパッと作れるので、りんごをたくさん購入した際にぜひお試しください◎

定番のりんごジャム

【材料】

  • りんご 2個
  • 砂糖 180g(リンゴの30%)
  • レモン汁 大さじ2

【作り方】

  1. りんごは皮を剥いていちょう切りにします
  2. ボウルに塩水(分量外)を作り、りんごを5分ほどさらします
  3. 鍋に水気を切ったりんご・砂糖・レモン汁を入れ中火にかけます
  4. 沸騰してきたらアクを取り、弱火にして30分煮ます
  5. 粗熱を取り、消毒した瓶に詰めて完成です(冷蔵庫で2~3週間ほど保存できます)

ほっこり温まる焼きりんご

寒い時期にピッタリなあったかおやつ「焼きりんご」。素朴な甘みとコクで、心も体も満たされます◎

【材料】

  • りんご 2個
  • 砂糖 20g
  • シナモン 小さじ1/4
  • バター 20g

【作り方】

  1. オーブンを180℃に予熱します
  2. りんごの軸と芯をくり抜きます
  3. 竹串でりんごの内側と皮に穴を開けます
  4. 砂糖とシナモンを混ぜ、バターは3等分に切ります
  5. りんごに砂糖とバターを交互に詰めます
  6. オーブンで35~40分焼いたら完成です

りんごのお手軽マフィン

ホットケーキミックスで手軽に作れる「りんごマフィン」。ほんのり甘酸っぱく、お子さんに喜ばれること間違いなしのりんごスイーツです◎

【材料】

  • ホットケーキミックス 200g
  • りんご 1/2個
  • バター 60g
  • グラニュー糖 30g
  • 卵 1個
  • 豆乳(牛乳可) 大さじ3

【作り方】

  1. オーブンを180℃に予熱します
  2. りんごの皮を剥いてくし形に切り、塩水(分量外)に5分ほどさらします
  3. 卵は割りほぐし、他の材料は常温に戻しておきます
  4. ボウルにバターを入れ、ゴムベラでクリーム状になるまで混ぜます
  5. 3ににグラニュー糖を入れ、擦り混ぜます
  6. さらに卵、豆乳を入れてよく混ぜ合わせます
  7. ホットケーキミックスを入れてさっくり混ぜ、りんごをすりおろして混ぜます
  8. マフィンカップに生地を7分目まで入れ、オーブンで20~25分焼きます
  9. 竹串を刺して生地がついてこなければ完成です

りんごを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!

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