美味しい干し柿の選び方!甘い干し柿の特徴と産地や品種にも注目

美味しい干し柿の選び方!甘い干し柿の特徴と産地や品種にも注目

秋になると食べたくなる干し柿。美味しい干し柿を選ぶためにはどんなポイントをチェックすれば良いのでしょうか。そこで今回は、美味しい干し柿を選ぶ方法やおすすめの産地、品種について詳しく解説します。ぜひ、最後までチェックしてみてください。

店頭で美味しい干し柿を選ぶ方法は?

美味しい干し柿を選ぶポイントは、下記をチェックしてください。

ポイント①柔かい食感が好きならセミドライタイプを選ぶ

柔らかい食感の干し柿が好きな方は、セミドライタイプの「あんぽ柿」がおすすめです。口当たりもまろやかで食べやすく、水分も含んでいるので、とろっとした食感が楽しめます。また、「あんぽ柿」は甘さが強いので、ダイエット中に甘いものが食べたいけどお菓子は食べたくない人にとっておすすめの食べ物です。

ポイント②しっかりとしたかみごたえが欲しいならドライタイプ

しっかりとしたかみごたえが欲しいならドライの「ころ柿」タイプがおすすめです。「あんぽ柿」は水分を多く含んでいるので柔らかい食感ですが、「ころ柿」はしっかり乾燥して干されているので、食べるとドライフルーツのような固さがあります。食べる時にしっかり噛むので、満足感があります。また、「ころ柿」は「あんぽ柿」のような強い甘さというより、控えめな甘さが特徴です。そのため、小腹が減ったけど、甘さが控えめなものが食べたい人におすすめです。

ポイント③白い粉がついている

干し柿の周りについている白い粉は、「柿霜(しそう)」と呼ばれるものです。一見、白カビのように見えてしまうので、食べても良いのか?と思われがちですが、全く問題ありません。これは、柿が乾燥することで中の糖質が外にでてきており、白いサラサラした粉が柿のまわりに付きます。柿霜(しそう)がたくさんついている柿は、甘さがつよく、美味しい干し柿のサインです。甘さ強い干し柿を食べたいなら、柿霜(しそう)がたくさんついている干し柿を探してみてください。

ポイント④個包装されているものを選ぶ

スーパーで売っている干し柿は、数十個がまとめて一つの袋に入っているケースが多いです。しかし、これらの干し柿は、一回開封してしまうと、すぐに消費しなければいけなかったり、固くなってしまうリスクがあります。基本的に干し柿は常温で保存できないので、食べきれなければ冷蔵や冷凍で保存が必要です。

個包装の干し柿なら、食べたい分だけ取り出して食べられるので、干し柿が固くなったり、開封後の賞味期限を気にする必要がないのも魅力です。大量に食べる予定がないなら、個包装の干し柿を選びましょう。

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美味しい干し柿は産地で選ぶのもおすすめ

美味しい干し柿を選びたいなら、産地にこだわるのもポイントです。ここでは、それぞれの都道府県で作られている干し柿について詳しく解説します。

長野県

長野県では、「市田柿(いちだがき)」と呼ばれる干し柿が作られています。細かいサラサラとした白い粒子の柿霜(しそう)がたくさんついており、小ぶりのサイズで一口で食べやすいのが特徴です。また、上品な甘さなので、甘すぎる干し柿が苦手な方にもおすすめできます。食感はもちっとして弾力があります。旬は11月ごろです。

和歌山県

和歌山県では、柿や干し柿の生産量が多いのが特徴です。特に平核無(ひらたねなし)の干し柿が盛んに作られています。平核無(ひらtがねなし)は、四角のような形が特徴で、名前の通りタネがないので食べやすいのが魅力です。サイズが大きく、実がぎゅっと詰まっているので食べ応えもあります。あんぽ柿やころ柿など、とろっとした食感も固めの食感のものも作れます。

広島県

広島県は、 安芸太田町で生産される「祇園坊(ぎおんぼう)」が有名です。甘さが強く、サイズが大きく、肉質があるので食べ応えがあります。食べた時に満足感があるものが食べたい方におすすめの干し柿です。上品な甘さがあるのも魅力です。

岐阜県

岐阜県では、古い歴史がある「堂上蜂屋(どうじょうはちや)の干し柿が有名です。幕府の献上品にもなっており、現在でも贈答品の干し柿としてはもちろん、自分で食べる干し柿としても人気があります。サイズが大きく、ずしっとした重さや甘みが魅力です。

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人気の 品種 はどれ?おすすめの干し柿品種5選

ここでは、干し柿の人気の品種について解説します。どの干し柿を選べば良いか迷っている方は、ぜひチェックしてください。

市田柿(いちだがき)

市田柿(いちだがき)は、長野県で作られている干し柿です。小ぶりなサイズでパクパクと食べられるので、女性や子供にもおすすめ。もちもちとした食感と上品な甘さがあり、ダイエット中のお菓子にもピッタリでしょう。

祇園坊(ぎおんぼう)

祇園坊(ぎおんぼう)は、主に広島県でつくられている干し柿です。肉質があり、噛みごたえがある一方、口に入れた瞬間とろっとした食感があるのが特徴です。上品な甘さがと風味があるのも魅力の一つです。

平核無(ひらたねなし)

平核無(ひらたねなし)は、主に和歌山県で作られている干し柿です。四角の形をした干し柿でサイズが大きいので、食べ応えがあります。食感や味が異なる、あんぽ柿やころ柿などが作られます。

堂上蜂屋(どうじょうはちや)

堂上蜂屋(どうじょうはちや)は、幕府の献上品にもなった高級な品種の干し柿です。ずしっとした重さがあり、見た目も大きいので贈答品にもおすすめです。

愛宕柿(あたご)

愛宕柿(あたご)は、他の干し柿に比べてさっぱりとした甘さがあるのが特徴です。くどさがないので、爽やかな味わいの干し柿を食べたいならこの品種がピッタリです。日持ちもするので、じっくり食べたい人にもおすすめです。

まとめ

今回は、干し柿の選び方について解説しました。美味しい干し柿を選ぶためには、ポイントをおさえるのが重要です。また、産地や品種によって味や製造方法が異なるので、自分にあった干し柿を見つけたいなら細部までこだわって選ぶのがおすすめです。記事を参考に、美味しい干し柿を見つけてみてください。

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