美味しいマンゴーの選び方!甘いマンゴーの特徴と産地や品種にも注目

美味しいマンゴーの選び方!甘いマンゴーの特徴と産地や品種にも注目

暑い夏につい食べたくなるマンゴー。トロピカルフルーツの代表格です。せっかくなら、甘くて美味しいマンゴーを購入したいですよね。でも、スーパーにズラリと並ぶマンゴーを見て、一体どんな基準で選んだら良いかわからないという方もいるのではないでしょうか。 この記事では、美味しいマンゴーの選び方や、甘いマンゴーの特徴などを解説します。

店頭で美味しいマンゴーを選ぶ方法は?

ご自宅で美味しいマンゴーを食べたい!それなら、店頭でしっかりと見極める必要があります。

ここからは、お店で美味しいマンゴーを選ぶ方法をご紹介します。

弾力があり、甘い香りのものを選ぶ

美味しいマンゴーを選ぶポイント1つ目は、触った時に弾力があり、甘い香りがするものを選ぶことです。

購入したマンゴーをすぐに食べたい場合は、既に完熟が近いものを購入しましょう。マンゴーは完熟が近づくと果肉が少し柔らかくなり、触った時に弾力を感じます。また、マンゴーらしい甘い香りも強くなるそうです。

お店でマンゴーを選ぶときは手にとってみて、柔らかさや香りを確かめましょう。

きれいに色づいているものを選ぶ

美味しいマンゴーを選ぶポイント2つ目は、果皮がきれいに色づいているものを選ぶことです。

アップルマンゴーなどの果皮が赤いマンゴーは、完熟が近づくと果皮が更に赤くきれいに色づきます。全体的にムラかなく、赤くきれいに色づいているものを選びましょう。甘くて美味しいマンゴーである可能性が高いといえます。

果皮の白い粉が落ち、ツヤのあるものを選ぶ

美味しいマンゴーを選ぶポイント3つ目は、果皮の白い粉(ブルーム)が落ち、表面にツヤが出てきたものを選ぶことです。

収穫したばかりの新鮮なマンゴーは、表面にブルームと呼ばれる白い粉がついています。ブルームがついている状態であればマンゴーの果肉はまだ固く、完熟していません。ブルームが落ち、表面が少しベタついてきてツヤが出てきたら完熟のサインです。

美味しいマンゴーは産地で選ぶのもおすすめ

沖縄県

国内で最も多いマンゴーの生産量を誇るのは、沖縄県です。2020年度農林水産省の調査によると、国内で生産されているマンゴーの約半数が沖縄県産となっています。

先ほどもお伝えしましたが、マンゴーは年間を通じて温かい気候を好みます。沖縄県はまさに、マンゴーの栽培にぴったりの場所だといえるでしょう。

沖縄県で栽培されているマンゴーは、アーウィンマンゴー、キーツマンゴーなど。旬の時期は6月から9月頃です。

宮崎県

国内で2番目の生産量を誇るのが宮崎県。宮崎のマンゴーといえば「太陽のタマゴ」をイメージする方もいるのではないでしょうか。言わずと知れた高級品でもありますよね。

宮崎マンゴーは、他の産地のマンゴーに比べてやや高価でもあります。1kgあたり1万円~15,000円程度のようです。沖縄県産マンゴーが5,000円~9,000円程度なので、比較すると少しだけ高いですよね。

旬の時期は4月中旬から7月にかけて。収穫の最盛期は6月頃です。

鹿児島県

マンゴーの生産量国内第3位は鹿児島県です。

鹿児島県といえば、活火山が多い場所でもありますよね。水はけの良い火山灰土壌が、マンゴーの栽培に適しているそうです。鹿児島の特徴を活かし、県内各地でマンゴーの栽培がおこなわれています。日照時間が長い鹿児島は、甘くて美味しいマンゴーが育ちやすいそうです。

旬の時期は5月から7月にかけてです。

人気の 品種 はどれ?おすすめのマンゴー品種5選

世界的にみると、マンゴーの品種はなんと500種類以上あるとも言われています。日本で食べられるマンゴーはその一部。では、その中でもどんな品種がおすすめなのでしょうか。

ここからは、おすすめのマンゴー品種をご紹介します。

アップルマンゴー

まず1つ目は、アップルマンゴーです。

りんごのように赤い果皮、とろりとした柔らかいオレンジ色の果肉が特徴です。国内で栽培されているマンゴーの約9割は、アップルマンゴーだといわれています。

アップルマンゴーは完熟が近づくと、果皮がムラなく赤く色づきます。手に取った時に弾力のある柔らかさを感じられたら食べごろです。国産のアップルマンゴーの旬の時期は、4月から9月頃。輸入品であれば一年を通して楽しめます。

キーツマンゴー

2つ目は、キーツマンゴーです。

緑色の果皮にオレンジ色の果肉で、濃厚な甘さが特徴。主に沖縄県で栽培されている品種です。人気が高いのですが、栽培面積や生産量が少ないため、なかなか市場に流通しません。「幻のマンゴー」と呼ばれるほど、希少な品種です。

旬の時期は8月上旬から9月上旬頃。約1か月という短い期間でのみ出回る珍しいマンゴーです。

ケント(ケント種)

アップルマンゴーのひとつで、ブラジル、ペルー、メキシコなどの中南米で栽培されています。日本の輸入マンゴーの中では、最も多い品種のようです。

味はまさに王道のマンゴー。アップルマンゴーと同じく繊維質の少ない果肉にとろけるような甘さが味わえます。一年を通じて流通しているので、いつでも美味しいマンゴーを楽しめる品種です。

ペリカンマンゴー

4つ目は、ペリカンマンゴーです。

まるでペリカンのくちばしのような形状で、黄色い果皮が特徴。主にフィリピンで栽培されています。

マンゴーといえば濃厚な甘さを想像する方も多いかもしれませんが、ペリカンマンゴーは甘さと酸味のバランスが良い品種です。甘酸っぱい味わいを楽しみたい方にはおすすめです。

旬の時期は3月から5月頃。フィリピンの乾季にあたるこの時期は、甘みが強いペリカンマンゴーに育つそうです。

マハチャノマンゴー

5つ目は、マハチャノマンゴーです。

一般的なマンゴーに比べて長細く、見た目はあまりマンゴーらしくはない特徴的な形をしています。

マハチャノマンゴーは、タイで輸出のために開発されたマンゴーです。完熟した状態で店頭に並ぶので、購入してすぐに美味しいマンゴーを味わうことができます。

タイにおける旬の時期は3月から6月頃、日本では4月から5月にかけて流通する品種です。

まとめ

甘くて美味しいマンゴーの選び方は、

  • 果皮に弾力があり、甘い香りがするものを選ぶ
  • 赤くきれいに色づいているものを選ぶ
  • 果皮の白い粉が落ち、表面にツヤがあるものを選ぶ などです。

購入してなるべく早く食べたいのであれば、上記の条件を満たす完熟が近いマンゴーを選びましょう。

日本でのマンゴーの産地は、沖縄県、宮崎県、鹿児島県です。栽培されているほとんどがアップルマンゴー。各地の気象条件を活かし、おいしいマンゴーが栽培されています。産地でマンゴーを選ぶのもおすすめです。

高価なイメージのあるマンゴーですが、輸入品であれば比較的安価で購入できます。国内でもさまざまな品種が流通しているので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

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