さつまいも掘りのおすすめは?産地・品種ごとの時期や価格相場など

さつまいも掘りのおすすめは?産地・品種ごとの時期や価格相場など

味覚の秋と言えば、栗、柿、さつまいもなど様々な食べ物が旬を迎える時期。美味しいものが沢山食べられる秋、せっかくなら観光ついでにさつまいも掘りのスポットを訪れてみませんか? 今回は産地のさつまいも掘りスポットや旬などについてご紹介します。

さつまいも掘りの時期はいつ?

さつまいもと言えば鹿児島県が生産量第一位の県。全国生産量の約3割は鹿児島県で栽培されています。続いて2位が茨城県、3位が千葉県です。この3県で国内生産量の約71%を占めています(2020年)。さつまいも掘りは名産地3県はもちろん、全国各地でも行われています。

さつまいも掘りの時期

農園や品種により旬の時期に多少違いがありますが、概ね9月から11月に開催されていることがほとんどです。地域によって開催時期に差はありません。農園ごとに開催時期が変わりますので、HPや農園に直接確認してください。

さつまいも掘りの品種

さつまいも掘りで採れる品種は、紅はるかや紅あずま、シルクスイートが多いです。紅はるかの旬は9月から11月。甘みが強くねっとりした食感が特徴で、焼き芋や干し芋にぴったりです。紅あずまの旬は9月から11月。さつまいもの中でも特に甘みが強く、スイートポテトなどお菓子造りにも最適!1~2ヶ月ほど貯蔵した12月頃が最も美味しい時期です。

さつまいも掘りの料金の目安

さつまいも掘りの料金は農園によっても違いますし、品種によっても料金が変わります。紅はるかと紅あずまは同料金ですが、シルクスイートや安納芋は農園によっては少し高くなることもあります。

ほとんどが入場料は無料で、味覚狩り料金だけ必要になるようです。1株単位の農園やバケツ1杯単位、kg単位など、料金の基準は様々でした。ほとんどの場合は株単位での体験となり、1株250円から2株1000円と農園によりかなり幅があります。

家族・友人と楽しみたい!さつまいも掘りを楽しむためのポイント

家族や友人、恋人、夫婦でのお出かけは楽しいですよね!お出かけで心配なのは天候。そして、持ち物です。現地でさつまいも掘りを満喫するためにも、事前に用具や服装を準備しておきましょう。そして、さつまいも掘りを楽しむためのポイントをご紹介します。

価格や品種で観光農園を選ぶ

さつまいも掘りの観光農園を選ぶ際は自宅からの距離も大切ですが、食べたいさつまいもの品種があるか、費用は予算と合っているかも確認してください。そして、観光農園には一日中楽しめる施設が付いている場所もあります。例えば、BBQや温泉、カフェやピザづくり体験、ペット入園可能なドッグラン付きなど。また、近くに観光場所があったりすると一日中楽しめますよ。

手袋は軍手よりゴム手袋

軍手でも大丈夫なのですが、さつまいも掘りにはゴム手袋がおすすめです。さつまいもを掘る際に手で土を掘ることもあるので、軍手だと土が爪に入ることもあります。

長袖、長ズボン、長靴が無難

夏の炎天下の中、作業をするので帽子に長袖がおすすめです。秋は涼しい日もありますが日中はまだまだ残暑が残ることも。半袖に長袖のアウターを1枚持っていくと便利です。ボトムは短パンやスカートより長ズボンがベターです。土を掘るのでしゃがんだり、膝をつくこともあります。畑には虫もいるので事前に対策を整えておきましょう。靴はサンダルやヒールで行くと歩きづらいので、スニーカー、または長靴がおすすめです。

さつまいも掘りの基礎知識

さつまいも掘りは株を引っ張っても全てのさつまいもが芋づる式に出てくるわけではありません。1つも残さず採り出して、お得に楽しんじゃいましょう!

1株でだいたい何個採れる?

さつまいも掘り体験では1株単位で料金が決められていることが多く、1株では大体3~5個のさつまいもが採れます。さつまいも1本の相場は214円(Mサイズ200~250g)ですので、1株5個採れたとすると1株で1070円。料金が3株1,000円だったとすると、2210円もお得です。

芋掘りのコツ

芋掘りを上手くおこなうためには、まず注目して欲しいのは、地表に出ている葉や茎を確認してください。葉や茎が黄色から茶色がかっている茎を選ぶようにすると、地下のさつまいもが成熟し、大きく育っていることの目安になります。

採り出すときは株をひっぱるのではなく、丁寧に土を掘ります。大きなスコップで何も考えないで掘ってしまうと、さつまいもを傷つけてしまいます。掘り出すときは、周辺の土をスコップで掘り起こし、芋を採り出すときは手で採り出しましょう。

奥に埋まったさつまいもも忘れずに

全てのさつまいもを掘り起こしたと思っていても、奥深くにもさつまいもが残っていることがあります。しっかり下まで掘り起こしましょう。

小さいさつまいもも味は同じ

ついつい大きなさつまいものほうが美味しいような気がしますが、中ぐらいでも小さくても味は大きいさつまいもと同じです。大きさは味に影響しませんので、1つ残らず取り切りましょう。

まとめ

さつまいもは無理やり掘り起こすと、傷ついたり折れたりしてしまいます。傷が付いたり折れてしまうと、その部分から傷みやすくなるため掘り起こす際は注意深く行ってくださいね。掘り起こした芋は焼き芋や芋の天ぷら、スイートポテトなどに!味覚狩りはその場で楽しむだけでなく、家に帰ってからも美味しく食べられるのでおすすめです!

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