特徴

「清水白桃（しみずはくとう）」の果実の大きさは、250～300g程で、美しい丸い形をしています。表皮は完熟しても一部しか色付かず乳白色で、とても上品で美しい桃です。その色白で上品な外見と、緻密で柔らかく、甘くジューシーな極上の桃として「桃の女王」と言われています。現在、岡山県岡山市北区佐山に「清水白桃発祥の地」という大きな石碑も建てられています。主な産地も岡山県で、ブランド産品として扱われています。まろやかで上品な甘さと緻密でなめらかな果肉、強い芳香が最大の特徴で、桃の女王とも呼ばれる高級品種です。

旬の時期

清水白桃（しみずはくとう）の収穫は7月下旬頃から8月上旬あたりに収穫されます。食べ頃の旬はやはりその時期7月下旬から8月上旬となります。

味

果肉は緻密で柔らかく非常にジューシーです。かぶりつくと果汁がぼたぼたと滴ります。酸味が少ないので9～13度の糖度ではありますが甘く感じられます。

歴史

清水白桃は岡山県で生まれた品種で、1932年に岡山市芳賀の西岡仲一氏によって、「白桃」と「岡山３号」の混植園で発見された偶発実生とされています。

産地

岡山県:225ha(66.55%)
和歌山県:77.2ha(22.83%)
大阪府:13.1ha(3.87%)
香川県:7.4ha(2.19%)
奈良県:4ha(1.18%)