果物手帖
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まさひめ

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特徴

「まさひめ」の平均科重220gほどで果形は円から扁円形です。果皮の色は乳白色の地色に陽光面から着色しますが、「よしひめ」は条状に着色するのに対し、本種はぼかし状に着色します。果肉は乳白色で、肉質は溶質でしまりがあり日持ち性は優れています。

旬の時期

「まさひめ」の収穫時期は大阪で7月中旬から下旬、新潟県で8月上旬から中旬となっています。

糖度は13~14度と高いのに対し酸味は少なめで食味が非常に優れています。

歴史

1973年神奈川県平塚市において「21-18(中津白桃×布目早生) 」に「あかつき」の花粉を交配、得られた実生苗を養成し、1981年系統番号”もも筑波90号”として生食用もも第5回系統適応性検定試験を全国13か所で実施されました。1989年に試験成績検討会において新品種候補と認定、品種名を「まさひめ」と命名されました。1990年「もも農林20号」として農林登録され、「まさひめ」として種苗法に基づく登録出願につづき、1993年品種登録が完了しました。2015年に大阪府岸和田市の生産者、松本隆弘氏が世界一甘い桃としてギネス認定された桃の品種です。同時に公表された「よしひめ」とは同じ交配組み合わせで生まれた姉妹品種です。

産地

新潟県12.8ha

大阪府の1.4ha

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