果物手帖
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暁星

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特徴

「暁星(ぎょうせい)」は福島県で「あかつき」の枝変わりとして発見された7月中旬から下旬にかけて収穫出荷される早生種の桃です。果実は果重は240~260g程で他の品種の中ではやや小ぶりで、果形は扁円で縫合線の谷はやや浅いです。果皮は乳白の地色に、全面に「あかつき」より濃い赤色に着色しやすいようです。果肉は乳白色で、部分的に紅が差しますが、種の周りはほとんど着色しません。やや小玉ながら酸味がほとんど感じられず甘さが強いのが特徴です。食感はやや硬めですが口当たりはなめらかでとても食べやすく、日持ちも良いので贈り物としてもおすすめの品種です。

旬の時期

「暁星」の収穫時期は福島県で7月の中旬から下旬にかけてで、その時期に出荷されています。

肉質は溶質でやや硬めですが果汁は多く、追熟により柔らかくなります。早生種の中では糖度が高く、酸味は少ない桃となっています。

歴史

「暁星」は福島県伊達郡の佐藤孝雄氏が保原町の自園で発見した「あかつき」の枝変わりを育成した早生品種で、1985年に種苗法に基づき登録出願、翌1986年に品種登録されています。登録された名称は「曉星」という漢字が使われていますが、現在は一般的に新字体の「暁星」と表記されています。

産地

福島県:69.7ha(90.76%)
山梨県:3.3ha(4.3%)
静岡県:1.5ha(1.95%)
宮城県:1.3ha(1.69%)
山形県:1ha(1.3%)

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