果物手帖
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夏雄美

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特徴

「夏雄美(なつゆうび)」の果実は200~300gで「暁星」より大きく、果実の形は扁円形で、果頂部は深くはないですがくぼんだ形になっています。縫合線はやや強く現れる傾向があります。果皮は着色しやすく、無袋の場合全体に赤く色付きます。果肉は乳白色で種の周り赤くなりにくく、赤くなってもわずかです。

旬の時期

「夏雄美」の収穫時期は日川白鳳とほぼ同時期となっており、山梨県や和歌山県では6月下旬ごろ、東北地方では7月下旬頃となっています。

肉質は繊維質で、追熟前は硬く、熟すと柔らかくなり果汁が多く食味が良い桃です。糖度は中となっています。

歴史

「夏雄美」は山梨県笛吹市御坂町の鈴木隆雄氏が「暁星」の枝変わりを発見し、育成した大玉の早生種です。

産地

「夏雄美」は栽培している農園が少ないようで、農林水産省の2018年産特産果樹生産動態等調査には記載がありませんでした。ネットでの販売などをみてみると福島県をはじめ山形県や山口県など各地でわずかに栽培されているようです。

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