果物手帖
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ふくよか美人

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特徴

「ふくよか美人」の果重は300~350gで果形は扁円形、果皮は全面に紅紫色となるが無袋では微細なヒビを生じることがあります。シロップ漬けかのような甘さの中にほのかに感じる酸味と苦味が良いアクセントとなり、他にはない味わいに仕上がっています。種の周りはスモモのような甘酸っぱさも感じられ、一つの桃でも甘さの緩急を楽しむことができます。

旬の時期

ふくよか美人は育成地の山形県において9月上旬から中旬頃に成熟する晩生種です。収穫もその時期で、市場に出回る旬の時期は9月初旬から中旬にかけてとなります。

肉質は溶質で果汁多く糖度14~15度、甘味強く食味は良好です。

歴史

ふくよか美人は山形県東根市の植松和磨氏が「ゆうぞら」の自然交雑実生の中からから選抜・育成した桃の品種で、2002年福島県の株式会社福島天香園によって登録出願され、2004年に品種登録されています。晩生種としては糖度も高く食味に優れる優良品種です。

産地

ふくよか美人の栽培面積を農林水産省の平成27年産特産果樹生産動態等調査で調べたところ、育成地である山形県の1.1haのみとなっています。

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