果物手帖
果物手帖

さくひめ

さくひめ
果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

特徴

「さくひめ」は、開花に必要な低温にさらされる時間(低温要求量)が日本の主要品種の約半分に短縮された早生品種で、温暖化により冬の気温が高くても安定した開花と果実生産が見込めます。果実品質は早生の主要品種である「日川白鳳」と同等で、「日川白鳳」より5日ほど早く収穫できます。果肉色は白色で、重さが250gほどの「日川白鳳」と同程度とされています。「さくひめ」の名前の由来は、他の品種よりも早く花が咲くことからきています。

旬の時期

6月中旬~下旬頃とされています。

糖度は12~13度前後で「日川白鳳」と同程度となり、酸味はpH 4.6程度と少なく、食味良好です。

歴史

「さくひめ」は、亜熱帯でも栽培可能なブラジル品種「Coral」と「ちよひめ」などの交雑により必要な低温要求時間が既存の主要品種の約半分で済む早生品種。農研機構にて2017年に品種登録出願公表され、苗木は平成29年秋季より販売されました。

産地

新しい品種のため、産地についての記載はありませんでしたが、茨城県、和歌山県、愛知県等で栽培されているようです。

果物手帖

シェアしよう!

果物手帖

関連記事