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恋みらい

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特徴

「恋みらい」には「恋みらい1号」から「恋みらい3号」まで3種が姉妹品種があり、果重は200~250gくらいで、小ぶりな桃で早生種ではありますが、やや固めの桃です。追熟することでトロッとした食感になります。
恋みらい1号:「まなみ」に「暁星」を交配して育成されたものであり、果形が扁円、果実の大きさがやや大、果皮の地色及び果肉の色が乳白です。
恋みらい2号:「ゆうぞら」に「暁星」を交配して育成されたものであり、果形が扁円、果実の大きさが中、果皮の地色及び果肉の色が乳白です。
恋みらい3号:「川中島白桃」に「暁星」を交配して育成されたものであり、果形が円、果実の大きさがやや大、果皮の地色及び果肉の色が乳白です。

旬の時期

「恋みらい」の収穫時期は福島県において1号が7月中旬からです。2号及び3号は7月下旬からとなっています。産地が南になれば幾分収穫時期も早くなるので、出回るのは7月上旬ごろから8月上旬ごろにかけてとなります。

果肉はち密でやや硬く感じられますが、甘みはしっかりとあり渋みはほとんど感じません。香りは弱く感じられます。

歴史

「恋みらい」は株式会社福島天香園によって交配育成され、2003年に品種登録された桃です。正確には恋みらいには「恋みらい1号」から「恋みらい3号」まで3種が姉妹品種として同時に登録出願され品種登録されています。どの品種も「暁星」を交配親に持つという共通点があります。恋みらい1号:「まなみ」に「暁星」を交配して育成されたものであり、果形が扁円、果実の大きさがやや大、果皮の地色及び果肉の色が乳白の育成地(福島県伊達郡国見町)では7月中旬に成熟する早生種である。恋みらい2号:「ゆうぞら」に「暁星」を交配して育成されたものであり、果形が扁円、果実の大きさが中、果皮の地色及び果肉の色が乳白の育成地(福島県伊達郡国見町)では7月下旬に成熟する早生種である。恋みらい3号:「川中島白桃」に「暁星」を交配して育成されたものであり、果形が円、果実の大きさがやや大、果皮の地色及び果肉の色が乳白の育成地(福島県伊達郡国見町)では7月下旬に成熟する早生種である。

産地

「恋みらい」は民間の種苗メーカーが育成した品種で、全国どこの産地でも栽培が可能となっています。農林水産省がまとめた平成28年産特産果樹生産動態等調査には「恋みらい2号」の栽培面積だけが記録としてあり、そこには福島県で9.5haのみとなっています。

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