果物手帖
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桃水

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特徴

「桃水(とうすい)」は300g前後のやや大きめの桃で、やや偏円形をしています。果皮の色は袋掛けしないで日光に当てた状態だとあまり着色せず、袋掛けすることで淡い紅色に色付くようです。果肉は白く、種の周りは紅が差し、肉質は緻密で硬いです。

旬の時期

桃水は育成地の山形県で9月下旬から10月上旬頃に収穫される、極晩生の桃で、市場にはその短い期間だけ出回ります。

糖度が23度にまで上がり、酸味がほとんどないので強烈な甘さを感じます。

歴史

桃水は山形県の種苗業者、株式会社イシドウを経営する石堂悟氏によって「川中島白桃」の実生より選抜育成された高糖度になる極晩生種の桃で、品種登録はされず、桃水という名称は登録商標となっています。

産地

桃水は統計資料がなく、どれくらい栽培されているのかは不明ですが、福島県や山形県、岡山県など、桃の産地で極わずかに栽培されている程度と思われ、希少な品種となっています。

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