果物手帖
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日川白鳳

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特徴

「日川白鳳(ひかわはくほう)」の果実の大きさは、200~250g程で、美しい丸い形をしています。表皮の縞模様は不鮮明で、全体に赤く色付きやすく、熟すとやや黒ずんだ赤色になります。酸味が少ないので甘さを感じやすく、美しい容姿と強い芳香が楽しめることから贈答用としてとても人気が高い品種です。また、柔らかくなりやすく、トロッとした食感が味わえるのも日川白鳳の特徴です。桃がたくさん出回る時期よりも早い時期から楽しめるので毎年、桃のシーズンを知らせてくれる大事な品種でもあります。

旬の時期

シーズン序盤に出回る早生品種で、6月下旬から7月下旬頃です。

果肉は非常にジューシーで、かぶりつくと果汁がぼたぼたと滴ります。酸味が少ないので11~13度の糖度ではありますが甘く感じられます。

歴史

「日川白鳳(ひかわはくほう)」は、山梨県山梨市で「白鳳」の枝変わりとして1973年に発見され、8年後の1981年に品種登録されています。しかし、その後に行われたDNA鑑定の結果、白鳳の枝変わりではなく、親子関係もないことがわかりました。

産地

山梨県:430ha(52.37%)
和歌山県:109ha(13.32%)
福島県:76.3ha(9.3%)
香川県:53.4ha(6.51%)
愛知県:28.7ha(3.5%)

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