果物手帖
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白皇/岡山PEH7号

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特徴

「白皇(はくおう)」の果実は大きめで果形は扁円形をしており、果頂部は平らなものが多い傾向があります。果皮色は地色が乳白色で果肉も同じような乳白色です。種の周りは濃く赤色に色が付いているのが特徴です。岡山県では袋掛け栽培が一般的で、この「白皇(はくおう)」も岡山の白い桃として主に袋掛け栽培によって作られています。「白皇」という名称は、白桃の新王者を目指す意味が込められているそうです。岡山県では2015年から赤磐市や岡山市、倉敷市など県南部を中心に約1000本の栽培が始められており、その後2019年には岡山県全体で約2,000本に増え8月に初出荷されています。

旬の時期

「白皇(はくおう)」の収穫時期は8月下旬から9月上旬となっており、食べごろの旬もその時期となります。

平均糖度が16~17度と非常に高く、とびきり甘いのが特徴です。また渋みと酸味がないためとても食べやすく、果肉がしっかりしているのも特徴です。

歴史

「白皇」は岡山県が育成した晩成種白い桃です。「おかやま夢白桃」と「白麗」を交配しその実生から選抜育成されたもので2014年に登録出願、2016年に品種登録されています。登録されている正式は品種名は「岡山PEH7号」です。

産地

「白皇」は岡山県が開発したオリジナル品種で、岡山県内でのみ栽培されています。2019年の時点で県内の栽培が2000本ほどとのことでしたが、その後も増えていくと思われます。

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