果物手帖
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おかやま夢白桃

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特徴

「おかやま夢白桃」は岡山県オリジナル品種で、果実は大玉で果皮の地色及び果肉の色が乳白色で食味が良く、岡山県の推奨品種にも指定されています。岡山県のJAでは選果場で外見や大きさと共に、光センサーによる糖度チェックが行われ、糖度12度以上で外見ともに優れたものが「ロイヤル」として出荷され、それに次ぐ「キング」、家庭向けの「エース」と「加工用」に仕分けされています。ほどよい酸味とコク深い甘さのバランスが良く、渋味が全く感じられない食味に優れた品種です。肉厚な果肉はジューシーでみずみずしく、桃特有の華やかな香りと楽しめます。なんといっても大玉なので見栄えが良く、食べ応えもあるのでギフトとしても人気を集めています。

旬の時期

「おかやま夢白桃」の収穫時期は「清水白桃」に続く8月初旬~8月中旬で、市場にもその時期に出回ります。

糖度は高く、肉質は密で柔らかく、渋味は少ないため、食味が安定して優れています。果肉の繊維はやや多いです。糖度が高いため、日持ちはやや劣ります。

歴史

「おかやま夢白桃」は岡山県立農業試験場(現 岡山県農 林水産総合センター農業研究所)が1981年に「うー9(白桃×布目早生)」に「山根白桃」を交配し、得られた実生から選抜育成された岡山県オリジナル品種の白桃で、2002年に登録出願、2005年に品種登録されています。

産地

「おかやま夢白桃」は岡山県のオリジナル品種で、岡山県内でのみ栽培が認められています。2017年産特産果樹生産動態等調査によると岡山県の栽培面積は約97haとなっており、JA全農県本部の取扱量は201tだったそうです。県内の主な産地は岡山市(29ha)、赤磐市(15ha)、倉敷市(14ha)等となっています。

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