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新甘泉

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特徴

「新甘泉(しんかんせん)」は1個おおよそ540g前後で外見はどっしりとしたいでたちで赤梨そのものですが、切ってみると果肉は少し青梨っぽくもあります。最大の特徴は早生の赤梨として最高クラスの甘さと豊富な果汁です。「新甘泉」という名前だけあって、甘くて美味し果汁が泉のように溢れ出てきます。その一方で、二十世紀を親に持っているので赤梨には珍しいシャリシャリ感まで味わえる万能な品種です。流通量が極端に少なく、市場には出回らないのでなかなかお目にかかれないというのもあり、贈り物やお取り寄せとして利用する人も多いです。

旬の時期

収穫時期は8月下旬頃から始まり、9月上旬頃までとなります。9月中下旬頃まで出回りますが、食べ頃は8月下旬から9月上旬あたりです。

果肉は柔らかめで、果汁が多く糖度が14度程まで上がる甘い梨です。果汁と共にアゴに力をかけずともほぐれるような梨です。

歴史

新甘泉は1989年に鳥取県の果樹野菜試験場(現鳥取県園芸試験場)において、「筑水」に「おさ二十世紀」を交配し、生まれた実生から選抜、育成されたもので、2006年に登録出願、2008年に品種登録された赤梨系の早生種です。
同じ選抜群の中から生まれた「なつひめ」と姉妹品種となり、現在、この2種は鳥取県のオリジナル品種として、県内向けのみ苗木が販売され、鳥取県のブランド梨として出荷されています。

産地

この品種は鳥取県で生み出されたオリジナル品種で、鳥取県の特産品種にすべく、県によって他府県への苗木販売は現在許可されていません。当然果実も鳥取県からしか出荷されていません。

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