特徴
「秋栄(あきばえ)」は果実の大きさが360g程で大きめ、果皮の色は青みがかった赤褐色から熟すにつれ褐色が強くなり、全体に果点コルクが密に見られます。「二十世紀梨」のシャリシャリとした食感と、「幸水」の甘くてジューシーな部分を受け継いでおり、とても食味に優れた品種です。皮を剥いた瞬間から豊富な果汁と爽やかでフレッシュな香りが溢れてきます。あまり市場に出回らない品種なので、ギフトとしても大変人気を集めています。
旬の時期
秋栄の収穫時期は8月下旬頃から9月中旬頃で、出回る期間が短く量も比較的少ない品種なので見かけたらその時が買い時です。
味
秋栄の果肉の色は黄みを帯びた乳白色で、柔らかい中に二十世紀特有のシャキシャキ感が残っています。平均糖度が13度~14度と高く、酸味はありますが豊水程強くは無いので甘みが強く感じられます。果汁はとても多くジューシーです。
歴史
秋栄は鳥取大学において「おさ二十世紀」に「幸水」を交配し育成された品種で、1997年に登録された鳥取県のオリジナル品種です。
産地
秋栄は鳥取のオリジナル品種の為、他の地方では作られていません。