特徴
「紅柿(べにがき)」は渋柿の品種で、渋が強力なためアルコールや炭酸ガス処理では渋が抜けきらず、湯抜きが一般的です。そのため、渋抜きするとすぐに軟化してしまうデリケートな果実ですが、干し柿にすると色良くふんわりと仕上がり絶品です。上山市関根地区の自然環境は、干し柿に最適で霜がよく降りるほど寒暖の差が大きく、ここでつくられたものとそうでないものとでは、格段の差があるという方も。中にはよその柿を関根地区に持ってきて干す人もいるそうです。もっちりとした弾力のある食感と柿本来の甘さを存分に引き出した味わいの紅柿は、つい手が止まらなくなる逸品です。
旬の時期
12月上旬〜12月下旬とされています。
味
まるで蜜が入っているかのような干し柿となります。
歴史
「紅柿」は、300年ほど前から山形県上山市関根地区周辺で栽培されてきました。
産地
「紅柿」は、山形県上山市関根地区周辺で栽培されています。