特徴
「瑞鳥(ずいちょう)」の果形は円形からやや扁平した円形で、果実が500~600gと大きいのが特徴です。
旬の時期
瑞鳥の収穫時期は8月下旬ごろから始まり、9月中旬ごろまでとなっています。
味
糖度12度で、甘さと酸味のバランスがよいです。果肉はみずみずしく、かじった時に青梨らしいシャリ感があります。
歴史
「瑞鳥」は国立大学法人鳥取大学で「TH3」(「おさ二十世紀」の自殖後代)に「真寿」(「おさ二十世紀」×「新水」)を交配して得られた実生から選抜育成された大玉になる青梨の品種です。「優秋(ゆうしゅう)」とは同じ組み合わせから生まれた兄弟品種です。2009年に鳥取大学により登録出願され、2010年に品種登録されています。「瑞鳥」と「優秋(ゆうしゅう)」はともに「二十世紀」の突然変異とされる自家和合性品種である「おさ二十世紀」の孫にあたります。
産地
主な産地は鳥取県ですが、本種は鳥取県オリジナルというわけではなく、他の梨産地でも栽培可能となっています。生産者はあまり多くはなく市場に出回る量は少ないです。