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なつひめ

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特徴

「なつひめ」は1個の重量が350g程と平均的な大きさの梨となっています。鳥取県オリジナル品種のため、あまり流通していない希少な新品種の青梨です。

旬の時期

「なつひめ」は8月中旬に成熟する早生種で、出回るのは8月中旬から9月上旬にかけてとなります。

糖度は13度前後と十分な甘味があり、ほどよい酸味もあり、爽やかなおいしさです。

歴史

なつひめは1989年に鳥取県の果樹野菜試験場において、「筑水」に「おさ二十世紀」を交配し、生まれた実生から選抜、育成されたもので、2005年に登録出願、2007年に品種登録された青梨の早生種です。出願時の名称は「夏きらり」となっています。同じ選抜群の中から生まれた「新甘泉」と姉妹品種となり、現在、この2種は鳥取県のオリジナル品種として、県内向けのみ苗木が販売され、鳥取県のブランド梨として出荷されています。

産地

産地は鳥取県のオリジナル品種という事で、鳥取県以外の地域では作られていません。政府のデータによると2012年度産では16.6haとなっています。

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