マンゴーはすぐに食べるべき?食べ頃はいつ?
スーパーで売られているマンゴーは、まだ完熟していないものが多いようです。購入したらすぐ食べるのではなく、一定期間「追熟」させてから食べましょう。でも、そもそも追熟とは何なのでしょうか。マンゴーを追熟させる方法や、注意点をご紹介します。
追熟とは
追熟とは、完熟していない果物を一定期間常温で置いておき、完熟を促すことです。追熟させることで果肉が柔らかくなり、甘さを感じやすくなります。
お店で売られているマンゴーは完熟していないことが多いので、購入したら食べ頃まで追熟させましょう。マンゴー以外だと、桃や梨、柿なども追熟させてから食べるのがおすすめです。では、マンゴーはどのように追熟させれば良いのでしょうか、ポイントと注意点を解説します。
追熟のポイントと注意点
マンゴーを追熟させるときのポイントや注意点をご紹介します。
ポイント1:箱から出して、1個ずつ新聞紙で包む
贈り物などでマンゴーをもらった場合は、箱から出して1個ずつ新聞紙で包みましょう。箱の中に入ったままだとマンゴーの状態が確認しにくいので、早めに箱から出すのがおすすめです。
また、マンゴーは乾燥に弱い果物です。冷房の風や乾燥から守るためにも、新聞紙などで包むようにしましょう。
常温で、風通しのいい場所に置いておく
マンゴーを追熟させるときは、常温で風通しのいい場所に置いておきましょう。
冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が止まってしまいます。追熟させるときは必ず常温、かつ風通しの良い場所に置くようにしましょう。追熟期間は約1週間といわれていますが、購入したマンゴーの状態によっても異なります。こまめに状態を確認するようにしましょう。
マンゴーの食べ頃サインは?
マンゴーの食べ頃のサインを知れば、さらに美味しいマンゴーが味わえるはずです。マンゴーは食べ頃になるとどのような変化が現れるのでしょうか。ご紹介します。
表面のブルームが落ち、果皮にツヤが出る
完熟していないマンゴーは、表面にブルームといわれる白い粉がついています。完熟が近づくとこのブルームが落ち、表面にツヤが出てくるのです。
表面にツヤがあり、少しベタつくようであれば食べ頃です。
表面が柔らかく、強い甘い香りがする
マンゴーの表面を、指で軽く押してみましょう。少しへこむくらい柔らかければ完熟のサインです。また、マンゴーは完熟が近づくと強い甘い香りを放ちます。
表面が柔らかく、甘い香りが強ければ、食べ頃のサインです。
食べ頃を過ぎたマンゴーはどうしたらいい?
大事に取っておくあまり、気づいたら食べ頃が過ぎていた…なんてこともあるかもしれません。そんなマンゴーでも、可能な限り美味しく食べたいですよね。
ここからは、食べ頃を過ぎたマンゴーはどのような特徴があるのか、美味しく食べる方法をご紹介します。
食べ頃を過ぎてしまったマンゴー
熟れすぎて食べ頃を過ぎたマンゴーは、包丁でカットできないほど柔らかくなっています。食べ頃に比べて味は劣りますが、食べられないことはありません。
また、果皮に黒い斑点がある場合は、劣化が進んでいる可能性があります。斑点の部分は食べられませんが、それ以外の部分なら食べられるかもしれません。カットして、果肉の状態を確認しましょう。食べるときは、傷んでいる部分を避けて食べてくださいね。
食べ頃を過ぎたマンゴーのアレンジレシピ
食べ頃を過ぎたマンゴーは、食感、味共に、食べ頃のものに比べて劣ります。なるべく美味しく食べたいなら、アレンジするのがおすすめです。
果肉の柔らかさを活かしてマンゴージュースにしたり、果肉を冷凍してシャーベットのようにして食べても美味しくいただけます。
食べ頃を過ぎたからといって諦めてしまうのはもったいないです。果肉が傷んでなければ、ジュースやシャーベットなどにアレンジして食べましょう。
まとめ
購入したばかりのマンゴーは、食べ頃になるまで追熟させましょう。追熟させるときは1つずつ新聞紙に包み、常温で風通しが良い場所に置いておきます。様子を見ながら約1週間ほど追熟させると、食べ頃になるはずです。
食べ頃のマンゴーは、表面のブルームが落ちてツヤツヤとしています。また、指で軽く押したときに柔らかく、強い香りを放っていれば完熟のサインです。
せっかく購入したマンゴーは、ベストなタイミングで美味しく食べたいですよね。マンゴーを食べるときは、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。