特徴

「マックスレッド・バートレット」はワシントン州においてバートレットの枝変わりとして発見された品種です。果実の重さは250g前後で、果皮は黄緑色。熟すにつれて段々と黄色に変化していきます。果汁が豊富で甘みと酸味が調和した濃厚な味わいです。食感は柔らかめで心地よく、後味にはさわやかな芳香もあるので飽きずに食べられます。

旬の時期

熟期は9月初旬頃で、出盛りの旬は9月下旬から10月初旬までとなります。出回る数がかなり少ないので、出始めたと思った途端入荷が終わると考えて良いくらいなので、見かけたら即買いする事をお勧めします。

味

果肉は完熟すると柔らかく滑らかな食感となり、とてもジューシーで、バートレットと同じく西洋梨の中では甘味はそれ程強くない方ですが、甘味と共に程よい酸味が楽しめます。

歴史

「バートレット」は1770年頃にイギリスで発見された早生種の西洋梨です。日本へは明治時代に導入されました。かつては缶詰用としての利用が主でしたが、近年では生果の需要が高まり、9月頃になるとスーパーでもよく見かけます。

産地

北海道:26.7ha(33%)
青森県:21.6ha(26.7%)
山形県:17.3ha(21.38%)
秋田県:14ha(17.31%)
岩手県:1.3ha(1.61%)