特徴
「ラ・ネージュ」の大きさは300g前後で、形はドワイアンヌ・デュ・コミスとよく似ていて整っています。表皮の色は未熟なうちは黄緑色ですが、熟すと黄色味が強くなっていき、サビが多いです。表皮の色の他、頭の柄の付け根周辺が少し柔らかくなり皺がでてきたぐらいが食べ頃の合図です。洋梨の中でも硬めの品種で、香りもやや控えめですがクセがないので”洋梨らしさ”が苦手な人でも美味しく食べられます。また、希少品種でもあるので贈答用としても大変喜ばれます。
旬の時期
ラ・ネージュの収穫は11月下旬頃からのようで、出荷は12月中旬頃から翌1月中旬頃までとなっています。
味
果肉は乳白色で食べ頃に熟すと滑らかで甘く、独特の香りが広がります。
歴史
ラ・ネージュ="La neige"はフランス語で「雪」という意味です。このラ・ネージュは生産者が非常に少なく来歴は分かりませんがラ フランスとは違った味わいで美味しい洋梨です。
産地
主な産地は山形県ですが、生産者は数名ともいわれるほど少なく、当然その生産量もごくわずかで、一般市場にはほとんど出回っていません。