特徴

「秋映（あきばえ）」は「千秋」と「つがる」を交配して育成された、長野県オリジナルの品種です。大きさは300～350g前後の中玉サイズで、濃い紅色をしているのが特徴です。この果皮の色は栽培地域や収穫時期によって差があり、色が濃いものは完熟すると黒っぽい紅色になります。また果皮には黄色い果点があり、軸の周辺には薄茶色のサビが見られることもあります。
また秋映は、「シナノスイート」「シナノゴールド」とともに長野県の「りんご3兄弟」ともいわれています。

旬の時期

9月下旬～10月下旬

味

果肉はややかためですが、甘味と酸味のバランスがとれていて、果汁が多く香りも良好です。

歴史

長野県の小田切氏が1981年に「千秋」と「つがる」を交配して育成し、1993年に品種登録されました。

産地

長野県:409ha(89.19%)
山形県:16ha(3.49%)
群馬県:9.3ha(2.03%)
栃木県:5.2ha(1.13%)
富山県:4.1ha(0.89%)