果物手帖
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雄宝

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特徴

「雄宝」は果房は円錐形で果粒は楕円形で粒が大きく、果皮色は黄緑から黄色になります。市場に出荷されているもののほとんどはジベレリン処理により種無しにするためにされており、このジベレリン処理の影響により果粒は25g〜30gを超えるものもあります。果粒の形は果頂部が平らで窪んだ形になる傾向にあり、果皮が薄く日光のもとで育つと黄金色に着色しやすいため、袋掛けで遮光することにより綺麗な黄緑色に仕上げられています。皮がとても薄いため、皮ごと食べられます。食感など、シャインマスカットに近い特性を保ちながら、より大房に育つのが特徴です。粒の大きさがピンポン玉ほどあるので、一粒丸ごと口に含むと溺れてしまうほど果汁が豊富で満足感があります。

旬の時期

「雄宝」はの収穫時期は産地により異なりますが、早いところで8月下旬ごろから始まり10月中旬頃までとなります。旬の時期は9月中旬から下旬にかけてです。

香りは少ないですが、糖度は20度と甘く、スッキリと爽やかな味わいです。果肉はしっかりとしていて皮ごと食べた時に食感がよく果汁も多いです。

歴史

「雄宝」は「天山(「ロザリオビアンコ」×「ベイジャーガン」)」をはじめ沢山の品種を生み出している志村富男氏が設立し運営されている志村葡萄研究所において「シャインマスカット」と「天山」を交配し育成された大粒の皮ごと食べられるぶどう品種です。

産地

「雄宝」は各地のブドウ産地で栽培されてはいますが、数が少なく、個々の農園で少量植えられているのみとなっています。

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