果物手帖
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サニールージュ

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特徴

「サニールージュ」の果皮は赤褐色で、果粒は5~6gくらいの中粒サイズです。「デラウェア」を大きくしたような姿をしていますが、サニールージュは1房が300~400gほどあり、デラウェアと比較して2~3倍くらいの重さになります。本来は、果房、果粒ともに小さい品種のため、ジベレリン処理が行われ、種無し品種となります。皮ごと口に入れてもスルッと実と離れてくれるので食べやすく、多汁で甘さがしっかりありますが、後味は程よい酸味が残るので、すっきりとした味わいです。

旬の時期

サニールージュの熟期は育成地の広島では8月中旬~下旬となっています。収穫時期は産地にもより、露地栽培の場合、暖かい宮崎県では7月中旬頃から始まります。長野県や山梨県などでは9月中旬頃までとなります。

果肉はかたく締まっていて果汁が多く、香りがよくて渋味はありません。また糖度が高く酸味が少ないので、甘味をしっかりと感じられます。

歴史

サニールージュは1977年、果樹試験場安芸津支場において「ピオーネ」に「レッドパール」を交配し生まれた実生を選抜育成されたブドウで、その後系統適応性検定試験などを経て23年後の2000年に品種登録されました。出願時の名称は「ブドウ安芸津18号」となっていました。

産地

岩手県:8.2ha(21.35%)
山形県:8.1ha(21.09%)
宮崎県:5.6ha(14.58%)
長野県:4ha(10.42%)
福井県:2.9ha(7.55%)

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