果物手帖
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オーロラブラック

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特徴

「オーロラブラック」は岡山県で育成された県のオリジナル品種で、藤稔やピオーネと比較されることが多い大粒の黒ブドウ品種です。果粒は14~17g程で綺麗な球形をしており、果皮色は環境にもよりますが、紫黒色でピオーネより少し濃い色をしています。また、軸から脱粒しにくいため輸送性が高く、日持ちがよいのも特徴です。一粒一粒しっかりと味わいたくなるような奥行きのある甘さ、肉厚な果肉から溢れ出るジューシーな果汁は一度食べるとファンになること間違いなしの味わいです。

旬の時期

オーロラブラックの成熟期は露地栽培の場合、8月下旬~9月上旬で、岡山県ではピオーネとほぼ同時期です。 ハウス栽培の場合は、出荷は5月下旬頃から始まります。旬の時期は露地物の最盛期である8月下旬から9月中旬となります。

オーロラブラックは、甘味が強く果肉が締まっていて果汁が多くジューシーです。糖度は17度前後と高くて酸味が弱いため、しっかりと甘さを感じられます。

歴史

オーロラブラックは岡山県農林水産センター農業研究所において、1983年「オーロラレッド」の自然交雑から生み出された実生を播種したものを選抜育成され、2003年に品種登録された新しい品種です。岡山県では巨峰やピオーネに次ぐ次世代の黒ブドウ品種として栽培面積が広がっています。品種登録出願時は「吉備紫」という名前だったそうですが、オーロラブラックに変更して登録されています。

産地

岡山県オリジナル品種で、:岡山県でのみ栽培されています。2017年の栽培面積は89haとなっています。

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