果物手帖
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ロザリオ・ビアンコ

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特徴

「ロザリオ・ビアンコ」の果皮色は緑黄色で、完熟すると黄色がかる特徴があります。1粒あたり10~13gほどと大粒で楕円形をしており、1房のサイズは400~600gくらいになります。種がありますが皮ごと食べられる品種で、果梗と果粒がしっかりと付いているため脱粒しにくく、輸送性に優れています。また露地栽培も可能なので生産者にも人気があり、店頭ではシャインマスカットに並ぶ人気のブドウとなっています。シャインマスカットよりも皮の弾力が少ないのでパリッというよりサクッという食感です。皮に苦味はないので一緒に食べても果肉の甘さを邪魔しません。香りは控えめですが、酸味のないまろやかな果汁はとても食べやすいです。

旬の時期

ロザリオビアンコの旬の時期は9月初旬から下旬にかけての1ヶ月間ほどです。

糖度が高く酸味が控えめなので甘みを強く感じます。香りはあまりありませんが、果汁が豊富でジューシーな食感です。皮は薄いので皮ごと食べることもできます。

歴史

ロザリオビアンコは山梨県の植原葡萄研究所において、1976年に「ロザキ」に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配し生まれた実生を育成した白ブドウ品種で、1987年に品種登録されました。露地栽培も可能な大粒高級ブドウとして生産者にも人気が有り。消費者にも店頭に並ぶ白ブドウ品種の中では、シャインマスカットに並ぶ人気のブドウとなっています。

産地

山梨県:29.5ha(32.1%)
長野県:21.2ha(23.07%)
山形県:6.5ha(7.07%)
新潟県:5.8ha(6.31%)
岩手県:5.2ha(5.66%)

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