果物手帖
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高尾

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特徴

「高尾」はジベレリン(GA)処理により7~8gの楕円形(無処理の場合は4~5グラムの円形)無核果粒となり、肉質はやや硬くしまっています。1房あたり400~500gです。黒ブドウの中で最高の味と絶賛されながら、日本にわずか0.62%しか作付けされていない希少ぶどうとなっており、高級フルーツ店や某一流百貨店でもわずかな限定でしか手に入らない品となっています。

旬の時期

育成地(東京都立川市)で8月下旬~9月上旬となっています。

糖度は 17~18%で酸味は少なく、濃厚な味とのことです。

歴史

高尾は1956年に東京都農業試験場(東京都立川市、現農林総合研究センター)の芦川孝三郎氏が育成、選抜した巨峰の実生改良種です。当初は質は優れているものの、栽培管理が非常に難しいため、ほとんど普及しませんでした。しかし稲城市や日野市では、このブドウに惚れ込んだ生産者の手によって、1970年(昭和45年)ごろから栽培が始められました。1976年に「稲城市高尾ブドウ研究会(現稲城市高尾ぶどう生産組合)」、1987年に「日野市ぶどう研究会(現日野市ぶどう組合)」が発足され ました。生産方法や販売方法などについての試行錯誤を繰り返しながら、次第に認知され、現在「高尾」は贈答用高級ブドウのブランドとして定着しています。

産地

育成地の東京都立川市のほか、山形県等で栽培されているそうです。

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