果物手帖
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スカーレット

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特徴

「スカーレット」の果房はジベレリン処理とフルメット処理により大きな円筒形に仕立てられ、果粒は楕円形から大粒のものは果頂部が平らになり2~3つのコブ状にくびれができるものが多いです。果皮色は鮮紅から紫紅で果粒重は12~15gです。植原氏の総図鑑の紹介には『中には瀬戸ジャイアンツ的な偏円形もある大粒で、親のシャインマスカットを超える大粒になる。外観にボリューム感があり黄緑色のカッタクルガンに匹敵する。マスカット香はない。』とあります。

旬の時期

「スカーレット」の熟期は育成地の山梨県で8月中~下旬となっています。収穫時期は8月下旬ごろから9月です。

食感は歯ごたえがあり、糖度は18~22度で非常に食味が良いぶどうとなっています。

歴史

「スカーレット」は山梨県の育種家、植原宣紘氏が植原葡萄研究所において「ロザリオロッソ」に「シャインマスカット」を交配し、得られた実生から育成したブドウで、2010年に初結実しました。品種名は『緋色(ひいろ)を意味する「スカーレット」。名画「風と共に去りぬ」の主人公で、ヴィヴィアン・リーが演じたスカーレット・オハラのイメージから命名した。』と紹介されています。種苗法に基づく品種登録はされていないようです。

産地

「スカーレット」の栽培面積・生産量当の情報についての記事がございませんでした。おそらく、育成地の山梨県が主な産地ではないかと思われます。

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