果物手帖
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紫苑

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特徴

「紫苑」の房はひと房500~700gと大きくなり、粒は12~14gの楕円形での大粒種です。果皮はブルゴーニュ産赤ワインのような赤で身離れがいい。房は結構大きく、果皮の色は紫紅色で濃い部分と薄い部分があります。手で皮をむくと皮は薄く、果肉との身離れがよく、つるっと綺麗にむけます。「紫苑」は晩生種で、貯蔵性も高いので正月出荷も可能な品種とされています。鼻に抜けるぶどうらしい芳醇な香りと風味豊かな味わいから、リピーターも多いです。

旬の時期

「紫苑」は熟期は育成地の山梨県で9月下旬から10月初旬となっていますが、産地の岡山県では10月の下旬ごろから収穫が始まり、12月中旬ごろまで出荷されているようです。

糖度は18度くらいと高く、風味のよい甘さを楽しめます。また皮離れがよく、基本的に種なしで作られているので食べやすいのも魅力の1つです。

歴史

「紫苑」は1983年に山梨県の植原葡萄研究所が「紅三尺」に 「赤嶺」を交配し育成した、ブルゴーニュの赤ワインのような色をしたぶどう品種です。名前は「紫苑」というキク科の花の色にちなんでつけられたそうです。

産地

岡山県:15ha(100%)

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