果物手帖
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スチューベン

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特徴

「スチューベン」は1房は200~300gほどで、粒のサイズは3~5gくらいです。皮がしっかりしているため皮は剥いて食べます。寒冷な気候での栽培が適しており、暖かい地方での栽培には向かず、生まれたニューヨークと同じくらいの緯度にあたる青森県をはじめとする東北地方を中心に栽培されています。貯蔵性にも優れているため、年末から冬にかけても美味しく食べられるブドウとして定評があります。人気の高い「シャインマスカット」の母親は「安芸津21号」ですが、安芸津21号の母親は「スチューベン」なので、シャインマスカットはスチューベンの血を受け継いでいます。強い甘さと芳香が特徴で、一粒食べると香り高い果汁が溢れ贅沢な味わいが堪能できます。

旬の時期

青森県におけるスチューベンの収穫時期は9月下旬から10月下旬頃にかけてですが、糖度が高く貯蔵性に優れ、更に青森県ではリンゴの貯蔵技術を活かし、年明けの2月頃まで出荷されています。

糖度が20度と高く酸味が少ないので、甘みが強く感じられます。香りがよく果汁も豊富で、粒が多く日持ちがよいのも魅力です。

歴史

スチューベンはニューヨークの農業試験場が「ウェイン」に「シュリンダン」という品種を交配し育成され1947年に発表されました。日本には1952年に導入されました。

産地

青森県:231ha(71.97%)
秋田県:38.5ha(11.98%)
山形県:28.1ha(8.74%)
北海道:7.2ha(2.24%)
福島県:6.4ha(1.99%)

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