果物手帖
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メルロー

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特徴

「メルロー」は中程度の大きさの粒と大きめの房を持ちます。早熟で糖度が上がりやすく、このブドウから造られたワインは果実味たっぷりでふくよかな味わいのワインに仕上がります。病気にも比較的強く多産、さらに産地をあまり選ばないため、世界中のワイン生産地で栽培されています。また同じボルドーの代表的な品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンに比べると、色はやや朱色を帯びています。メルローはブラックチェリーやプルーンなどの熟した黒い果実の香りや、コーヒーやチョコレートの香りがするとも言われています。

旬の時期

長野県では、9月下旬~10月とされています。

メルローはブラックチェリーやプルーンなどの熟した黒い果実の香りや、コーヒーやチョコレートの香りがすると言われている。

歴史

近年のDNA解析によってカベルネ・フランが父、この地方の地場品種「マドレーヌ・ノワール・デ・シャラント」が母である事が判明しています。父を通してカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールと兄弟。母親の「マドレーヌ・ノワール・デ・シャラント」はマルベックの親でもあり、メルローは母を通してマルベックとも兄弟という事がわかっています。19世紀までは二流品種と考えられていましたが、現在では最高品種の1つとされています。近年ではメルロー単一でつくられたワインの評価が高まり、ボルドーのAOCサン・テミリオンやAOCポムロールといった地区では、カベルネ・ソーヴィニヨンよりも多く配合されます。ポムロールの最高級ワイン「シャトー・ペトリュス」はメルローのみを使用することも多いそうです。

産地

●海外の産地
フランス、アメリカ、イタリア、チリ、ニュージーランド、
●国内
長野県や山梨県、山形県、岩手県、大阪府等で栽培されているようです。

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