果物手帖
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シナノスマイル

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特徴

「シナノスマイル」の果皮色は赤紫いろで果粒は短い楕円形~円形で15gほどと大粒で、綺麗な球形をしている物が多く、大粒の「巨峰」と同じくらいと言われています。栽培面においても裂果が少なくて軸から落ちにくいという特性があり、貯蔵性のよさも大きな魅力となっています。果皮は赤くやや厚みがありますが身離れはよく剥きやすいです。

旬の時期

シナノスマイルは育成地(長野県須坂市)において9月下旬に成熟する中生種とされています。収穫時期は環境や栽培方法によって差があり、早いところでは8月下旬頃から始まり9月下旬頃までとなります。

果肉はとてもジューシーですがややしっかりしていて、糖度は18~20度でとても甘く酸味とのバランスも良いとされています。

歴史

シナノスマイルは返町静男氏が長野県須坂市において1982年に蒔いた「高墨」の自然交雑実生を選抜・育成した大粒の赤いぶどうで、1995年に品種登録されました。出願時は「夕映」という名称が付けられていたそうです。シナノスマイルの親である「高墨」は「巨峰」の交雑実生を選抜・育成したものなので、シナノスマイルはいわば「巨峰」の孫のような関係にあります。

産地

長野県:3.9ha(42.39%)
秋田県:2.8ha(30.43%)
山形県:1.5ha(16.3%)
新潟県:1ha(10.87%)

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