果物手帖
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バッファロー

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特徴

「バッファロー」は果粒2gほどですが、ジベレリン処理を行うことで5gほどの大きさになります。果形は球形から長楕円形で、果皮色は紫黒色で果紛が多く皮は剥きやすいとされています。とにかく甘味が強いのが特徴で、一度食べるとその濃厚な甘さに虜になってしまうほど。後味はすっきりと程よい酸味を感じるので、つい手が止まらなくなる美味しさです。スーパーではなかなかお目にかかれない品種なので、返礼品やお取り寄せなどにおすすめです。

旬の時期

バッファローはスチューベンより約1カ月ほど早く収穫できる早生品種で、大阪では7月中頃~8月上旬、青森から北海道では9月上旬〜中旬(ハウスでは8月中旬〜下旬)となっています。

果肉はスチューベンなどに似た食感で、果汁が多く、糖度は18~20度になり糖度酸度とも高く濃厚で、独特の香りを持っています。

歴史

「バッファロー」はニューヨーク農試が1921年に「ハーバート」と「ワトキンス」を交配し、その実生から選抜育成され1949年に登録されたアメリカ生まれの皮が黒い早生品種です。日本には「スチューベン」が導入された際に、その中に紛れて入ってきたことから、「スチューベン」よりも早く熟す本種は「アーリースチューベン」と呼ばれていました。その後、1984年に「アーリースチューベン」は「バッファロー」であることが色素分析により証明され、現在では「バッファロー」と表記することが浸透しています。

産地

バッファローの主な産地は北海道です。平成30年産特産果樹生産動態等調査によると、全国でバッファローは35haあまりで栽培され、そのうち約68%を北海道が占めています。

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