果物手帖
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オリエンタルスター

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特徴

「オリエンタルスター」は赤紫色で果粒重は10g程度です。肉質は崩壊性で硬く、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」に近いとされています。日持ち性は「巨峰」より長いとされています。皮が厚めなので皮は食べにくいですが、輸送中に傷がつきにくい利点があるので贈答用に人気の品種でもあります。香りは控えめですが、オリエンタルスターならではの独特のコクと甘さは、一度食べると病みつきに。果肉がしっかりとしているので食べ応えもあり、リピーターも多くいます。

旬の時期

成熟期は広島においては8月下旬頃とされており、栽培地によってずれてきますが8月下旬頃から10月上旬辺りまでが収穫時期となります。

果肉はしっかりとしていて、糖度は19度程度と高くジューシーで、酸味はあまり感じられないため、とても甘いです。

歴史

オリエンタルスターは1989年に広島県安芸津町にある農林水産省果樹試験場(現 農研機構)において、「安芸津21号」に「ルビーオクヤマ」を交配し生まれた実生から選抜育成されたぶどう品種で、「巨峰」よりやや遅く、「ネオ・マスカット」とほぼ同時期に成熟する紫赤色の大粒の二倍体ぶどうとなっています。2004年に登録出願され2007年に品種登録された品種です。

産地

政府の統計にはまだ記録されていませんが、各地で栽培が始まっているものと思われます。

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