果物手帖
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黄玉

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特徴

「黄玉(おうぎょく)」の果粒は付け根から先に向けて膨らむ風船の形で、一粒が8~15g程の大粒のブドウです。果皮は黄緑色で薄く、皮ごとでも食べられます。果肉はしっかりとしていてアメリカブドウのような食感があります。一口食べると黄玉特有のジャスミンのような香りをほのかに感じ、次にすっきりとした爽やかな甘さを感じます。皮ごと食べられますが、やや苦味があるので甘さを重視したい人は皮を剥いて食べると、より甘さをダイレクトに感じられます。香りと皮の苦味がアクセントとなり、大人っぽい味わいが特徴の黄ぶどうです。

旬の時期

黄玉の収穫は早いところでは7月下旬頃から9月下旬ごろまでです。旬の時期は8月中旬頃から9月中旬までとなります。

糖度は23~25度なり、酸味があまり感じられないため、強い甘みが口に広がります。香りも甘く、名前の由来にもなっているジャスミンに例えられる香りが感じられます。

歴史

黄玉は山梨の植原葡萄研究所において、「ピオ-ネ」と「紅富士」の交配から生まれた「ジャスミン」の実生から選抜、育成された白ブドウ品種で、ジャスミン実生8号とされている品種です。極めて甘い大粒の白ブドウとして近年注目されている品種で、まだ栽培農園も少ないですが、今後増えてくると思われます。

産地

産地についての情報が少ないのですが、長野県や山梨県で栽培されているようです。

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