果物手帖
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ピオーネ

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特徴

「ピオーネ」は巨峰の血を受け継ぎ、色は濃い紫から紫黒色で、粒が非常に大きく食べ応えがあるブドウです。果粒は巨峰よりやや大きく20g程度で、爽快な香気(マスカット)をもち、風味が大変いいです。果皮は硬く、剥いたほうがいいでしょう。粒の先端に薄く十字の切り込みをいれ、果頂部から剥くと綺麗に剥きやすいです。花びらのように半分だけ剥いてかざりつけたりします。最近は種無し栽培が盛んで、巨峰と並ぶ人気があります。強い甘みでありながらさっぱりとした酸味があり、すっきりとした味わいが楽しめます。また、大粒ながら果汁が豊富で、親にマスカット系が入っているので巨峰にはないさわやかな香りが楽しめます。

旬の時期

ハウスものは早いものは4月ごろから出始め、露地ものが出始めるのは8月に入ってからです。出盛りの旬は8月下旬から10月の初旬ごろまでです。

糖度が高くて香りがよく、適度な酸味で濃厚な味わいです。

歴史

1957年、静岡県の井川秀雄氏が巨峰(母)とカノンホール・マスカット(マスカット・オブ・アレキサンドリアの4倍体枝変り)(父)を交配し、育成し、1973年にピオーネ(イタリア語で開拓者という意味)と改名され、種苗名称登録されました。(岡山県のホームページより)

産地

岡山県:875ha(39.22%)
山梨県:463ha(20.77%)
長野県:112ha(5.03%)
香川県:107ha(4.77%)
広島県:102ha(4.56%)

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