果物手帖
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ナイアガラ

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特徴

「ナイアガラ」の果実は明るい緑色で、果粒は5~7g程の大きさの中粒ぶどうです。皮は薄く、スリップスキンタイプで、果肉からするっと剥けます。栽培面積は比較的大きいですが、ジュースや白ワインの原料として利用されることが多く、生食向けの流通量はそれほど多くありません。ナイアガラの変異種に、果皮の赤い「レッドナイアガラ(レッドニアガラ)」があります。こちらは主にロゼワインに利用されているそうです。また、「ニューナイアガラ」という品種もありますが、こちらは「ナイアガラ」と「ポートランド」を掛け合わせた品種です。最大の特徴はその香りで、ジュースやワインの原料として使われることが多いです。果肉は柔らかめで、濃厚な甘さと豊富な果汁を持っています。

旬の時期

ナイアガラの収穫は8月中旬頃から始まり、遅い北海道では10月下旬頃まで続くようです。沢山出回る旬の時期は8月下旬頃から10月中旬までとなります。

糖度が高くて甘みが強く、果汁が豊富で特有の芳香があります。

歴史

ナイアガラはアメリカ、ニューヨーク州ナイアガラにおいて1872年に「コンコード」と「キャサディ」の交雑によって生まれたブドウで、キャンベルアーリーなどと同じラブルスカ種の一種です。日本には1893年に川上 善兵衛氏によって導入されました。川上氏は後に「ワインの父」と呼ばれるようになりました。

産地

北海道:190ha(41.85%)
長野県:141ha(31.05%)
岩手県:34.7ha(7.63%)
山形県:30.5ha(6.71%)
秋田県:29.6ha(6.51%)

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