果物手帖
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佐藤錦

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特徴

「佐藤錦」の果実の重さは8~12gくらいで、果皮は鮮やかな紅色です。現在では「赤いルビー」と呼ばれ、サクランボの中では日本を代表する品種です。収量も多いことから、その知名度も高く長年にわたり日本のさくらんぼ市場でトップシェアを維持し続けている品種です。佐藤錦の母親である「ナポレオン」は果肉がかためで酸味が適度にあり日持ちも良好で、父親の「黄玉」は保存性は低いものの甘味が強い品種です。この2つを交配することで、食味と保存性のバランスが取れた佐藤錦が生まれました。

旬の時期

佐藤錦が多く出荷されるのは6月中旬から7月上旬頃です。

糖度が高くて酸味は少なく、果汁を豊富に含みます。

歴史

「佐藤錦」は、山形県の佐藤栄助氏が「ナポレオン」と「黄玉」を掛け合わせて育成したさくらんぼです。育成が行われたのは大正時代。繰り返し選抜・育成を続けた末に食味の優れたさくらんぼが誕生し、1928年に苗木商の岡田東作氏により佐藤錦と名付けられました。

産地

山形県:2,216ha(76.36%)
北海道:185ha(6.38%)
青森県:166ha(5.71%)
山梨県:128ha(4.42%)
秋田県:69.8ha(2.41%)

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