果物手帖
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高砂

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特徴

「高砂(たかさご)」の果実は果重は5~6gの心臓形で、果皮色はやや明るく、店頭に並んでいるものは黄色い部分がやや目立つものが多いです。サクランボの多くが自家不和合性で違う品種からの受粉が必要なため、その受粉樹として広く栽培されてきました。

旬の時期

高砂は早生種にあたり、山形県では露地物で6月初旬辺りからの収穫となります。出回るのは山梨県産やハウス物なども含め、5月中旬辺りからとなります。

果肉は乳白色で果汁が多く、果肉の硬さは佐藤錦と同じ感じです。味は甘さに加えしっかりとした酸味が感じられます。全体的にややあっさりとした感じで、アメリカンチェリーのような濃厚さはありません。

歴史

「高砂」はアメリカのオハイオ州で育成されたさくらんぼです。アメリカ名は「ロックポート・ビガロー(Rockport Bigarreau)」といい、「イエロースパニッシュ」という品種をもとに作られました。日本には1872年に導入され、1911年に高砂と名付けられました。

産地

山梨県:125ha(63.52%)
山形県:45.5ha(23.21%)
長野県:9ha(4.59%)
新潟県:6.9ha(3.52%)
群馬県:3.2ha(1.63%)

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