特徴

「スイートルビー」は、青森オリジナルメロン生産連絡協議会が推奨する6品種の中の1つで、総称して「つがりあんメロン」と呼ばれています。つがりあんメロンとは、津軽で生まれ、津軽で育ったメロンを表しています。スイートルビーはそのつがりあんメロンの中でも唯一のネット系メロンです。大きさは1玉1kg～1.5kgほどのS～Mサイズのサイズ感。形は長楕円形、表皮の色は緑地に灰緑色の網目（ネット）が細かく入っています。カットするとオレンジ色の赤肉系メロンですが、他の品種と比べると少し薄いオレンジ色をしています。外皮の近くまでオレンジ色ではなく黄緑色です。日持ちが良く希少品種なため、お中元のギフトとしても人気があります。
栽培に関しては青森オリジナルメロン生産連絡協議会が定植から収穫、出荷まで指導を行い、収穫は糖度検査で糖度15度以上のものを目安に収穫されているそうです。

旬の時期

スイートルビーの収穫は7月下旬頃から始まり、8月下旬頃までで、食べ頃の旬は7月下旬から8月中旬までとなります。

味

果汁もたっぷりと凝縮されておりジューシーさと芳醇な香りを口いっぱいに感じる事ができ、果肉はやや薄いオレンジ色ですが夕張メロンにも負けない美味しさを誇っていると言われています。

歴史

スイートルビーは青森県のブランド「つがりあんメロン」５品種のうちの一つで、2010年から生産が始まった比較的新しいメロンです。

産地

スイートルビーの主な産地は青森県つがる市の西側に広がる屏風山（びょうぶさん）砂丘地域で、この辺り一帯は水はけが良く、昼夜の温度較差が大きいことから、メロン栽培に最適な環境ということで、スイートルビーに限らず全国有数のメロン産地となっています。