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新芳露

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特徴

「新芳露(しんほうろ)」は黄緑地にほぼ均一な網目(ネット)が入ったメロンです。他のネット系の品種と比べると、ネットの盛り上がりは低く、細い網目模様です。外皮の色は濃い緑色ではなく、薄い緑色です。デパートなどで販売されている高級メロンと同じで
ヘタの部分にはT字のツルが残されたままで市場に出回ります。新芳露は、まぼろしの砂丘メロンと呼ばれています。その理由は、日持ちが短いこと、栽培が難しく病害が発生しやすいことと、作りやすい新品種が誕生したことです。現在では市場にほとんど出回ることがない品種になりました。香りが豊でとろける食感が楽しめ、外皮ギリギリのところまで美味しく食べられます。

旬の時期

新芳露の収穫時期は短く、7月中旬の1週間程です。

芳醇な香りとメルティング質なメロンとされています。

歴史

新芳露は島根県農業試験場において角田重資氏らにより1960年頃に育成された露地栽培向けのパール系ネットメロンで、当時日本海沿岸の砂丘地がある各県を中心に栽培が広がったようです。

産地

新芳露の主な産地は京都府京丹後市です。またそのほとんどが産地周辺で消費されています。

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